真境名ナツキ

真境名ナツキのプロフィールと活動

真境名ナツキ（まじきな なつき）は、1987年8月26日生まれの日本の女優、タレント、ニューハーフです。彼女の名前は、自己のアイデンティティと感情を表現するものとして選ばれています。ナツキは、幼少期から自身の性別に違和感を抱き、中学時代から女子の制服を着るようになりました。高校では女子バレー部のキャプテンを務め、やがて性同一性障害としての認識が広がり、高校卒業後も女性としての生活を続けています。

家族の理解が得られたのは比較的早かったものの、全ての家族が受け入れるまでには時間を要しました。思春期の終わりには名古屋で睾丸摘出手術を受け、新たな人生の一歩を踏み出しました。

2015年から2016年までニューハーフアイドルグループ「カマちゃん倶楽部」で活動し、ここでの経験が彼女のキャリアに大きな影響を与えました。

映画『ハイヒール革命!』の制作

映画『ハイヒール革命!』は、ナツキ自身の半生を描いたドキュメンタリー映画です。彼女はこの作品で主演を務め、当時16歳の濱田龍臣が再現ドラマ部分の主人公を演じました。この作品は、ナツキのアイデンティティの探求や、トランスジェンダーとしての葛藤を表現しています。

2016年に公開されたこの映画は、第25回レインボー・リール東京に正式出品され、海外でも上映されました。この映画は、ナツキの人生の転機を描いたものであり、トランスジェンダーに対する理解を促進する重要な作品となっています。

アイドル活動と現在

2017年9月からは、「秘密のオト女」というMTFトランスジェンダーで構成されたアイドルグループの一員として活動しています。彼女は自身のことを「感情が顔に出やすいエモーショナルな人」と自己分析しており、公私ともにオープンな姿勢で多くのファンに支持されています。

ナツキは、また多岐にわたるメディア出演も行っており、ラジオ番組「真境名ナツキのオールナイトニッポンR」や、LINEライブの『恵比寿オネェクリニック』などでも活動しています。さらに、テレビ出演としてもNHK Eテレの『ハートネットTV』など多くの番組に登場し、トランスジェンダーやジェンダーに関する問題について積極的に発信しています。

著書と外部リンク

著書として、2016年9月には『ハイヒール革命 ―性を変える。体を変える。アタシは変わる。』を出版しています。この本では、彼女自身の経験や思いを通じて、読者に自己肯定感を与えようとしています。

真境名ナツキのオフィシャルブログや公式プロフィールは、スターダストプロモーションのサイトでも確認できます。彼女は、自身のキャリアを通じて、多くの人々に勇気を与え続けています。

ナツキのこれからの活動にも注目が集まります。

もう一度検索