瞳と光央の爆発ラジオ

『瞳と光央の爆発ラジオ』は、1996年 10月から2001年 3月にかけて放送されたラジオ番組です。パーソナリティは声優の三重野瞳さんと岩田光央さんが務めました。

概要

番組開始当初は120分という長尺の放送枠でしたが、幾度かの変遷を経て30分番組となりました。ラジオ日本の制作番組でありながら、ラジオ大阪での放送開始を機に「1314 V-STATION」の中核番組となり、大阪方面でのイベントが多く開催されました。

1997年当時、19歳の三重野さんと30歳の岩田さんという、10代女性と30代男性の異色コンビであったことも話題となりました。

放送時間の変遷は以下の通りです。

1996年 10月～1997年3月：ラジオ日本 - 日曜 18:30-20:30
1997年4月～1998年 3月：ラジオ日本 - 金曜 24:30-25:30、ラジオ大阪 - 土曜 23:00-24:30
1998年 4月～1998年 9月：ラジオ日本 - 金曜 24:00-25:00、ラジオ大阪 - 土曜 23:00-24:30
1998年 10月～1999年 9月：ラジオ日本 - 金曜 24:00-25:00、ラジオ大阪 - 土曜 23:00-24:00、KBCラジオ - 日曜 22:00-22:30
1999年 10月～2000年 3月：ラジオ日本 - 金曜 24:00-24:30、ラジオ大阪 - 土曜 23:00-23:30、KBCラジオ - 日曜 22:30-23:00、大分放送 - 日曜 20:00頃-20:30頃（アニメマインド内）
2000年 4月～2001年 3月：ラジオ日本 - 金曜 24:00-24:30、ラジオ大阪 - 土曜 23:00-23:30、KBCラジオ - 日曜 22:00-22:30

番組の特徴として、下ネタやエロトークが多かったことが挙げられます。そのため、男性リスナーからの支持が非常に高く、言葉遊びのコーナー「みえまん・いわちんの、私はこんなん、俺のはこんなんだ!」は、ハガキの処理に2時間以上かかるほどの人気ぶりでした。

主なコーナー

番組内では、以下のような様々なコーナーが展開されました。

ちょっとだけメッセージ: リスナーからの一言メッセージを紹介するコーナー
ふつおた: 普通のお便りを紹介するコーナー
爆発部屋へよ～こそ: ゲストを招いてトークをするコーナー（60分放送時代）
瞳の中の瞳: 三重野瞳さんが真面目に語るコーナー
教えて、ぢぢい: 岩田光央さん扮するオレロン星人のぢぢいがリスナーの質問に答えるコーナー
解決! 岩田屋本舗: 人生相談コーナー
瞳のピキピキ妖怪図鑑: リスナーからの妖怪目撃談を元に、妖怪について語るコーナー
平成タイムボカン
勇者指令ダグオン
スチュワートの「What's up time」
岩田の奥さんどんな人？
正しい爆ラジの聴き方
ラジオドラマ「吸血姫美夕」
光央の裏広辞苑
プロジェクト「爆」: 番組オリジナルCD製作に関するコーナー
県下上等甲子園
地域振興ケンカ買います!!
Mの確率／Vの確執: 提供スポンサーのビクターエンタテインメント社員とパーソナリティがゲームで対決するコーナー
あの日のダイアリー: リスナーの体験談を日記風に紹介するコーナー
みえまん・いわちんの、私はこんなん、俺のはこんなんだ!!: 言葉遊びコーナー。番組開始から最終回まで続いた人気コーナー

コーナーにまつわるエピソード

「Mの確率／Vの確執」では、当初ビクターの社員がなかなか勝てず、リスナーからルール変更を求める声が上がりました。その後、ルールが変更されると、今度はビクターの社員が連勝するという展開になりました。

看板コーナーである「みえまん・いわちんの、私はこんなん、俺のはこんなんだ!!」では、初期は独自のギャグが多かったものの、徐々に格言やことわざをアレンジしたネタが増え、『タモリのボキャブラ天国』のような様相を呈していきました。

また、このコーナーで3週連続で「こんなんキング」に選ばれると、「爆ネーム」という称号が与えられました。

2000年頃には、三重野瞳さんが飯塚雅弓さんのものまねを始めたことがきっかけで、飯塚雅弓さん関連のネタが集中する騒動が発生。最終的には、飯塚雅弓さん本人に謝罪するという形で収束しました。

瞳と光央の爆発ラジオ30!

1998年 4月から10月までKBCラジオで放送されていた30分番組。本編の「瞳と光央の爆発ラジオ」の短縮版とも言えます。

当初はKBCラジオとCBCラジオでの放送予定でしたが、CBCラジオでの放送が見送られ、KBCラジオのみで放送されました。その後、東海ラジオでの放送が決定し、2局ネットとなりました。

主なコーナー

* 東海九州フルマン選手権: 東海地方と九州地方の自慢を競い合うコーナー

「瞳と光央の爆発ラジオ」は、深夜ラジオの代名詞として、多くのリスナーに愛された番組です。

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