矢野マイケル

矢野マイケル：異色の経歴を持つマルチな才能

矢野マイケルは、1979年1月22日にガーナで生まれ、日本人の父とガーナ人の母を持つ。実弟は俳優・モデルとして活躍する矢野デイビットである。

サッカー選手としてのキャリア

10歳で日本に移住後、16歳からドイツの名門ヴェルダー・ブレーメンのユースに在籍。帰国後は清水エスパルスユースを経て、ヴィッセル神戸に入団。100メートルを10秒8で走る俊足で注目を集めた。その後、海外クラブのテスト受験などを経て、水戸ホーリーホック、サガン鳥栖でプレイ。鳥栖退団後は、イタリアのACペルージャのテストにも合格したが、最終的には引退を決意した。

主な所属クラブ

ヴェルダー・ブレーメンユース
清水エスパルスユース (1996年)
ヴィッセル神戸 (1997年-1998年)
水戸ホーリーホック (2000年)
サガン鳥栖 (2001年)
東京ベイフットボールクラブ(2007年)

格闘家への転身と音楽活動

引退後は仲間と音楽ユニット「Double Dogz Crew」を結成し音楽活動を行う。2004年にはキックボクサーへ転身。アマチュアで6勝2敗の戦績を残し、プロデビュー戦も予定されていたが、体調不良のため欠場となった。

その後は再び音楽活動に専念し、「BLENDZ」というグループで活動を始める。デビュー曲「161K」は、プロ野球・読売ジャイアンツのクルーン投手の登場曲として使用された。また、アジアリーグアイスホッケーの日本製紙クレインズのテーマソングも担当している。

近年はソングライターとしても活動の幅を広げ、玉木宏や後藤真希、2PM+2AMなど、幅広いアーティストに楽曲を提供している。

YANO BROTHERSとしての活動と俳優業

2013年4月からは、実の兄弟である矢野デイビットとヴォーカルユニット「YANO BROTHERS」を結成し活動している。

また、国際的評価の高い辻岡正人監督の映画「Dirty Heart」に出演したり、「BLENDZ」のメンバーIGOR（元Retro G-Style）とともに東京都社会人サッカーリーグでサッカーを続けるなど、多岐にわたる活動を展開している。

多彩な才能を発揮する矢野マイケル

サッカー選手、キックボクサー、ミュージシャン、ソングライター、俳優と、様々な分野で才能を発揮する矢野マイケル。その異色の経歴と多才な才能は、今後も様々な分野で注目を集めるだろう。

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