知ってるハイスクール

知ってるハイスクール

『知ってるハイスクール』は、フジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の木曜日に放送された日替わりコーナーの一つです。2011年4月7日から5月12日までの全6回放送されました。

概要

このコーナーは、佐々木希が「のぞみ先生」として担任を務め、榎並大二郎アナウンサーが「榎並先生」として副担任を担当しました。生徒役には、タモリをはじめ、笑福亭鶴瓶、千原ジュニア、ピース（綾部祐二、又吉直樹）といった当時の木曜レギュラー陣が参加しました。このコーナーでは、佐々木希のメガネ姿や、タモリたちの学ラン姿が見られました。

コーナーの流れ

毎回、一つのテーマが設定され、それに関する知識を生徒役のレギュラー陣がフリップに書いて発表します。ただし、これはあくまで個人の見解であるため、画面右下には「※あくまで個人の意見です。」という注意書きが表示されていました。

知識披露後、スタジオの観客100人がボタンを押して関心度を判定し、得点を決定します。得点の高い知識が描かれたフリップはセットの後ろに展示され、タイムオーバーのチャイムが鳴った時点で最も得点の高かった生徒がトップ賞を獲得します。

トップ賞受賞者には、のぞみ先生から「良かったでちゅね～！」とナデナデされるというご褒美がありました。ちなみに、テーマが書かれたフリップは、緑色の背景に白抜きで書かれていました。

放送リスト

放送はいずれも2011年に行われました。

エピソード

第1回目のテーマはパンダでしたが、のぞみ先生は当初「ファッション」をテーマにしようとしていました。第3回目の「民放の日」をテーマにした回でも、のぞみ先生は「ファッション」と書かれたフリップを出しており、結局最後まで「ファッション」がテーマになることはありませんでした。

テレビをテーマにした回では、タモリが「世界で最初のテレビは、静岡県浜松市で高柳さんという人が作った」という知識を披露しましたが、これに対し鶴瓶は「絶対ウソや！ムチャクチャ書いとるやろ！」と反論しました。しかし、調査の結果、翌週の放送で事実であることが判明し、鶴瓶はタモリらに謝罪を求められることになりました。鶴瓶は「森田君に謝るよりも、森田君を作った精子と卵子に謝ります」と一礼し、その後、のぞみ先生から「言いがかりは良くないわよ！」と注意されました。

こどもの日をテーマにした回には、天海祐希が特別顧問としてゲスト出演しました。この回では通常の得点制ではなく、天海祐希が出演者の知識を見て「感心した」「そうでもない」の札を挙げて判定するというルールでした。

トップ賞受賞回数は、綾部が4回、タモリが1回で、鶴瓶、千原、又吉は0回でした。

また、タモリが佐々木希に対して「後で個人的に説教して」「もっと冷たく言って」などと、ドM的な発言をするのもこのコーナーの見どころの一つでした。

備考

近年の日替わりコーナーとしては珍しく、専用のカーテンがあり、CM明けにチャイムが鳴ると、いいともAD隊がカーテンを開け、学校の教室を模したセットが現れるというオープニングでした。生徒の座り位置は、前列左から綾部、又吉、千原、後列左から鶴瓶、タモリ、ゲストの順でした。

2011年5月19日以降、週替わりの単発企画が続いたため、このコーナーは全6回で終了しました。

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