石垣市消防本部

石垣市消防本部について

石垣市消防本部は、沖縄県石垣市における消防業務を担う組織です。石垣市全域（尖閣諸島を含む）を管轄区域とし、市民の安全と安心を守るため、日夜活動しています。

かつては石垣市中心部の美崎町に庁舎がありましたが、2014年（平成26年）に旧石垣空港跡地へと移転しました。この新庁舎は、かつての海上保安庁第十一管区海上保安本部石垣航空基地の格納庫を再利用したもので、その特徴的な外観は地域のランドマークの一つとなっています。

主力機械

石垣市消防本部は、多様な災害に対応できるよう、以下の様な車両や機材を保有しています。

水槽付消防ポンプ自動車：4台
屈折はしご付消防自動車：1台
化学消防自動車：1台
水槽車：1台
救急自動車：5台（うち高規格救急車：3台）
救助工作車：1台
救助ボート：1隻
水上バイク：3台

これらの機材は、2018年12月31日現在の情報です。消防活動や救助活動において重要な役割を担っており、常に適切な状態に保たれています。

沿革

石垣市消防本部の歴史は古く、1928年（昭和3年）1月に私設消防組が発足したことに始まります。

1933年（昭和8年）7月：石垣町公設消防組に組織替え。
1946年（昭和21年）8月：石垣町消防団が創設。
1947年（昭和22年）7月：石垣市発足に伴い、石垣市消防団に改称。
1950年（昭和25年）3月：石垣市消防団常備部を設置。
1950年（昭和25年）10月：軍布令28号により、消防団常備部を消防隊に改称。
1963年（昭和38年）4月：消防組織法に基づき、消防隊（消防団常備部）を消防本部・消防署に改称。同月、消防本部庁舎が完成。
1964年（昭和39年）6月：大浜町との合併に伴い、字大浜に出張所を設置。
1980年（昭和45年）10月：美崎町に消防庁舎が完成。
1989年（昭和54年）5月：沖縄県より空港消防業務委託を受け、空港消防出張所を新設。
1991年（平成3年）5月：伊原間分遣所庁舎が落成・開所。
1994年（平成6年）2月：川平分遣所庁舎が落成・開所。
1994年（平成6年）9月：川平、伊原間分遣所が出張所に名称を変更。
2011年（平成23年）12月20日：消防庁舎が日本たばこ産業石垣葉たばこ取扱所跡地（字石垣420-1）に仮移転。
2013年（平成25年）3月：新石垣空港の開港に伴い、空港出張所が移転。
2014年（平成26年）6月25日：消防庁舎が旧石垣空港跡に移転。
2018年（平成30年）3月：伊原間出張所を新築し運用開始。
2018年（平成30年）4月1日：新石垣空港の消防業務を民間委託。

これらの歴史の中で、組織の変遷や庁舎の移転、出張所の設置などが行われてきました。常に地域社会の変化に対応し、消防体制を強化してきたことが伺えます。

組織

石垣市消防本部は、以下の組織で構成されています。

消防本部
総務課
予防課
警防課
消防署
消防署

これらの組織が連携し、消防業務を円滑に進めています。

脚注

詳細な情報や最新の情報については、石垣市消防本部の公式ウェブサイトをご確認ください。

外部リンク

石垣市消防本部

この情報は、石垣市消防本部の活動と組織について理解を深める一助となることを願っています。

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