石川優美&Pono Lani

石川優美& Pono Lani

石川優美とPono Laniは、日本を拠点に活動する夫婦音楽ユニットで、豊かなハワイ文化からインスピレーションを受けた音楽を提供しています。この二人は、スラックキーギターを基にしたさまざまな音楽スタイルを融合させており、オリジナル楽曲やハワイの伝統曲を日本語とハワイ語で演奏しています。

アクティビティと略歴

二人は2007年に活動を開始し、翌年の2008年には1stアルバム『Lani Mali’e』をリリースしました。このアルバムには、スラックキーギターによる器楽音楽やハワイ語のオリジナル曲が収録されており、全ての制作工程は二人の共同作業で行われました。

同年、石川優美が作詞作曲した楽曲「フ〜ララ ホアロハ ラ〜」がNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』に提供され、2ヶ月の間オンエアされました。また、2009年からは日本とハワイの文化交流を目的としたプラネタリウムコンサートを開始し、ハワイ島でも開催されました。コンサートの成果は、その後プラネタリウム番組として上映され、広く親しまれることとなります。

2010年には2ndアルバム『Ka Noe Lani』をリリースし、その後も東日本大震災チャリティーアルバムやシングル「老眼になった君へ」を発表しました。このシングルは特に人気を博し、ラジオでは年間リクエストランキングの8位を記録するなどの反響を得ることに成功しました。さらに、2013年には再度「老眼になった君へ」をNHKラジオで取り上げられ、マキシシングルとしてもリリースされました。

その後も新譜を次々と発表し、2017年にはアロハ三保フェスティバルのテーマソングとなる「Miho i ka la’i」をリリース。2018年には4thアルバム『Ho’omau’ana』を発表し、2023年には拠点を東京から札幌に移しました。札幌では地域の放送局でハワイの音楽や文化を紹介するパーソナリティとしても活動しています。

メンバー紹介

石川優美

石川優美は1月11日生まれで、音楽活動の初期にはゴスペルコーラスグループに参加していました。その後、独立したアーティストとして多くの作詞・作曲やボーカル活動を展開し、NHK「みんなのうた」にも参加するなど、多才な才能を発揮してきました。彼女はハワイアンミュージックに強く影響を受け、レコーディングやライブ活動を行い続けています。

Pono Lani

Pono Laniは12月10日生まれで、本名は石川進一郎です。彼はギターをはじめとして、スラックキーギター、ウクレレ、スティール・ギターといった楽器に携わり、音楽制作に情熱を注いでいます。彼の音楽スタイルも多岐にわたり、ビートルズとの出会いから始まった音楽キャリアは、多くのアーティストとのコラボレーションへと繋がっています。

ディスコグラフィー

石川優美とPono Laniの音楽は、豊かなハワイ文化を背景にした作品が特徴であり、近年でもアルバム、シングル、ミニアルバムなどをリリースし続けています。彼らの音楽は、聴く人々にハワイの美しい風景や文化を感じさせる力があります。このユニットの音楽は、日本とハワイ、両国の文化の架け橋として、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

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