石川大地

石川 大地（いしかわ だいち）

石川大地は、1996年2月22日生まれの茨城県神栖市出身のプロサッカー選手で、現在はJリーグ・ロアッソ熊本に所属しています。彼のポジションはフォワード（FW）です。

来歴

石川選手は幼少期から鹿島アントラーズの試合を観ることでサッカーに関心を持ちました。神栖市立神栖第二中学校に在籍していた頃には、全国中学校サッカー大会に出場し、サッカーにおける素質を発揮しました。その後、鹿島学園高等学校からの勧誘を受けたものの、水戸啓明高等学校に進学し、全国高等学校サッカー選手権大会に出場。大会ではベスト16進出を果たしました。大会後は、日本高校選抜の一員としてデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会にも出場しました。

その後、松本山雅FCで練習に参加しますが、プロ選手との力の差を実感し、桐蔭横浜大学へ進学することを決めました。大学ではエースFWとして活躍し、関東1部リーグでのチームの残留にも貢献。2016年には全日本大学選抜に選出されるなど、その才能が認められました。

2018年にFC岐阜に加入し、プロキャリアの第一歩を踏み出します。同年の8月にはJリーグデビューを果たし、10月には初得点も記録しました。2019年にはアスルクラロ沼津に期限付きで移籍し、2020年にはFC岐阜へ戻りましたが、シーズン終了後に契約満了で退団しました。

2021年にはガイナーレ鳥取に移籍。2022年11月12日にはJ3第33節でY.S.C.C.横浜相手にハットトリックを達成し、その年のJ3でチーム最多となる15得点を挙げる大活躍を見せました。2023年には新たにロアッソ熊本へ移籍しています。

人物・プレースタイル

石川選手のプレースタイルは、テクニックに優れ、オフ・ザ・ボールの動きが特に目を引きます。また、ボールキープ力も高く、相手チームの守備を巧みにかわす能力を備えています。彼自身は、興梠慎三や大迫勇也などの選手を参考にしてプレーしていると語っており、中学から大学にかけては中村俊輔に憧れを持ち続け、背番号「10」を好んで着けていました。

所属クラブ

• - 息栖サッカースポーツ少年団
• - 神栖市立神栖第二中学校
• - 水戸啓明高等学校
• - 桐蔭横浜大学
• - 2018年 - 2020年: FC岐阜
• - 2019年7月 - 2019年12月: アスルクラロ沼津（期限付き移籍）
• - 2021年 - 2022年: ガイナーレ鳥取
• - 2023年 - : ロアッソ熊本

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2018年8月11日 J2第28節・京都サンガF.C.戦
• - Jリーグ初得点: 2018年10月13日 J2第37節・ファジアーノ岡山戦

石川大地選手は、今後の成長が期待される若手選手の一人であり、彼の活躍が楽しみです。

もう一度検索