石川正一郎

石川正一郎について

石川正一郎は、1958年3月生まれの日本の警察官僚です。最終階級は警視監。神奈川県鎌倉市出身で、聖光学院中学校・高等学校を経て東京大学法学部を卒業しています。

キャリア

1981年に警察庁に入庁後、主に公安畑を歩み、様々な要職を歴任しました。特に、以下のような役職を経験しています。

外務省在英国日本国大使館一等書記官（1991年）
警察庁刑事局暴力団対策部暴力団対策第二課理事官（1994年）
警察庁警備局警備企画課理事官（1995年）
警視庁公安部公安総務課長（1997年）
警察庁長官官房人事課企画官（1998年）
警視庁警務部参事官・人事第一課長事務取扱（1999年）
警察庁長官官房参事官（教養担当）（2001年）
秋田県警察本部長（2003年）
警察庁長官官房参事官（2005年）
警察庁警備局公安課長（2005年）
警察庁警備局警備企画課長（2007年）
栃木県警察本部長（2009年）
警視庁公安部長（2011年）
神奈川県警察本部長（2013年）

これらの役職を経て、2014年4月1日には内閣官房副長官補付内閣審議官（内閣官房拉致問題対策本部事務局長）に就任しました。拉致問題対策本部の事務局長として、9年間にわたり拉致問題解決に向けた活動を指揮しました。2023年3月31日に退官するまで、この職務を全うしました。

退官後

退官後の2023年4月1日には、内閣官房参与（拉致問題対策担当）に就任し、引き続き拉致問題対策に携わっています。また、2023年7月1日からは、明治安田生命保険の顧問も務めています。

石川正一郎は、警察官僚としての豊富な経験と知識を活かし、拉致問題という国家的な課題の解決に向けて、現在も尽力しています。そのキャリアを通じて、日本の安全と国民の安心のために貢献してきた人物であると言えるでしょう。

もう一度検索