石川直也

石川直也選手のプロフィール

石川 直也（いしかわ なおや）は、1996年7月11日生まれで、山形県東田川郡余目町（現在は庄内町）出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打のスタイルを持ち、現在は北海道日本ハムファイターズに所属しています。

経歴

プロ入り前

石川選手は余目第二小学校3年生で野球を始め、余目中学校の軟式野球部で活躍しました。彼の成長する姿は、東北大会に出場した実績からも伺えます。山形中央高校に進学すると、1年生の秋には既にベンチ入りを果たし、2年生の時には春の選抜大会に出場。大会直前に負傷するも、甲子園では初勝利を挙げるなど輝かしい成績を収めました。3年生時には夏の甲子園にも出場し、印象的な瞬間を多数作り上げ、自己最速148km/hを記録するなど成長を見せました。

プロ入り

2014年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4位指名を受け、契約金3000万円、年俸520万円で加入しました。背番号は51です。

日本ハムでのキャリア

1年目からイースタン・リーグでの経験を積んでいきました。ルーキーイヤーの2015年は、肩の痛みなど苦しい時期もあり、1軍登板がありませんでしたが、翌年から本格的に活躍の場を広げていきます。

2016年には、イースタン・リーグで40試合に登板し、51イニングを投げて50奪三振を記録。9月には1軍に交流し、プロ初登板を果たしました。2017年は開幕一軍入りを果たし、プロ初先発も経験。成績は37試合（3先発）で0勝1敗7ホールド・防御率4.35。

2018年はクローザーとして期待され、9セーブを記録し、成績を残すことに成功しました。2019年はクローザーとしても登板し、緊急事態に対応しながらも安定したパフォーマンスを見せました。

2020年は怪我に苦しむことになったものの、2021年には復帰し、再び活躍の機会を得ます。2022年には復帰後初の一軍登板を果たし、結果を残しました。しかし、2023年は成績が振るわず、特に怪我が影響し、思うような投球ができませんでした。

投手としての特徴

石川選手は156km/hの速球とフォークボールで打者を翻弄します。他にもスライダーやカーブといった球種も操り、多彩な投球で多くの空振りを奪います。長身ならではの角度からの投球が彼の強みです。

プライベート

プロ入り初年度にはチームメイトから「イシチョク」と呼ばれるようになり、それ以降は「チョク」として知れ渡っています。また、彼は毎年行われる「ファイターズスタイル」のヘアデザインモデルに選ばれるなど、公私ともに注目されています。

結論

石川直也選手は、さまざまな困難を乗り越えて成長を続けている投手です。彼の将来に期待が高まる中、さらなる活躍が待ち望まれています。

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