磯野寛晃

磯野寛晃：情熱を胸に、熊本ヴォルターズを牽引するバスケットボールプレイヤー

磯野寛晃（いその ひろあき）は、1998年3月11日生まれ、福岡県北九州市出身のプロバスケットボール選手です。現在はB2リーグの熊本ヴォルターズに所属し、シューティングガード/スモールフォワードとして活躍しています。

大学時代から注目を集めた才能

磯野選手は、直方高等学校から日本体育大学に進学。大学3年時には、インカレで鮮烈なダンクシュートを決め、チームを勝利に導きました。この頃から、その高い身体能力と得点能力で注目を集める存在となります。

プロとしてのキャリア

大学在学中の2020年1月には、B2リーグの越谷アルファーズに特別指定選手として入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、2020年7月に熊本ヴォルターズに練習生として加入し、2021年2月に選手契約を結びました。

熊本ヴォルターズでは、着実に成長を遂げ、出場時間と得点を増やしていきました。2021-22シーズンには、レギュラーシーズン54試合に出場（うちスターティング38試合）し、キャリア初となるプレーオフ出場も経験しました。2022-23シーズンも主力として活躍し、2年連続でプレーオフ出場を果たしました。

苦難を乗り越えて

2023-24シーズンは、更なる飛躍を目指していましたが、プレシーズンマッチで負傷し、自身初のインジュアリーリスト入りとなりました。レギュラーシーズン・プレーオフを欠場するという悔しいシーズンとなりましたが、コートの外からチームを見つめ、様々なことを感じたようです。

2024-25シーズンに向けては、「コートの外から見ていて感じた事を、自らが先頭に立ち体現していかなければならない」と語り、チームを牽引する決意を新たにしています。

プレースタイルと愛称

磯野選手は、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレースタイルが特徴です。特に、ダンクシュートは観客を魅了し、某国民的アニメの登場人物になぞらえて「カツオダンク」という愛称で親しまれています。また、試合中に見せるシュートブロックは、「カツオのタタキ」と呼ばれ、ファンを沸かせています。

OnFire賞B2部門連覇

磯野選手は、バスケットLIVEが主催するOnFire賞において、B2部門を2021-22シーズン、2022-23シーズンと2年連続で受賞しています。これは、彼のプレーが多くのファンに支持されている証と言えるでしょう。

今後の活躍に期待

怪我を乗り越え、更なる成長を誓う磯野寛晃選手。熊本ヴォルターズの中心選手として、チームを勝利に導き、B1昇格を果たすことができるのか。彼の今後の活躍から目が離せません。

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