神奈川県情報サービス産業協会

一般社団法人神奈川県情報サービス産業協会

一般社団法人神奈川県情報サービス産業協会（略称：神情協、英文名：Kanagawa Information services industry Association、略称KIA）は、1987年に神奈川県の認可を受けて設立された業界団体です。主に、情報化の基盤整備や情報関連技術の発展を促進し、会員企業が変革するビジネスモデルに対応できるよう支援を行うことを目的としています。こうした活動により、神奈川県の情報サービス産業の健全な成長を促し、地域経済や公共福祉の向上に寄与しています。

委員会活動

神情協は、300社を超える正会員と賛助会員が参加している団体であり、以下の6つの委員会を中心に多彩な活動を展開しています。

企業経営委員会

この委員会は3つの分科会（ビジネス分科会、経営革新分科会、会員交流分科会）から構成されており、企業の経営やビジネスに関する多様な課題に取り組んでいます。各種事業を推進し、会員のビジネスが発展するようサポートします。

教育研修委員会

会員企業の人材育成を目的とした委員会であり、特にソフトウェア開発やシステム構築といった技術動向の変化に応じた人材の素質向上を図るため、教育研修のプログラムを企画・実施しています。

産学連携委員会

この委員会は、大学と産業界の連携を促進し、リクルートやインターンシップ等の機会を提供しています。特に「大学向けSE講座」では、会員企業から派遣される講師が大学での講義を行い、業界の理解を深める活動をしています。

技術委員会

IT業界の最新技術トレンドを研究し、情報発信を行っています。毎年開催される「技術セミナー」では、業界の経営者や技術者向けに最新技術に関する講演が行われています。

労働福利委員会

労務管理やメンタルヘルスに関する活動を中心に、会員企業とその従業員や家族への福利厚生事業を展開しています。これにより、企業の環境改善や従業員の満足度向上に寄与しています。

広報委員会

協会の活動を広く周知するための広報活動を行う委員会です。定期刊行物やウェブサイトを使い、タイムリーな情報を発信しています。外部への広報活動にも力を入れています。

横浜市交流委員会

横浜市との協力を基に地域経済の発展を目指す委員会です。年間を通じて「横浜ITフォーラム」を開催する他、他県の情報産業協会との交流も進めています。

川崎市交流委員会

川崎市や関連団体との架け橋となる委員会で、年二回の「市内施設見学」や「ビジネスフォーラム」を実施し、海外企業とのビジネス交流も行っています。

女性活躍ダイバーシティ委員会

女性のキャリアアップを支援し、IT業界における女性の活躍を促進するための活動を行っています。企業の取り組みや成功事例を紹介することで、業界全体の成長を図ります。

社会貢献活動

神情協では、地域貢献の一環として大学向けのSE講座を設けています。これにより、業界の実情を学生に伝え、実践的な教育を提供しています。この講座は多くの大学に広がっており、学生の成長に寄与しています。

沿革

• - 1984年（昭和59年）: 神奈川県情報処理産業協議会設立
• - 1987年（昭和62年）: 社団法人神奈川県情報サービス産業協会発足
• - 1996年（平成8年）: 新会長に高村眞司が就任
• - 2004年（平成16年）: 大学向けSE講座開始
• - 2011年（平成23年）: 一般社団法人へ移行
• - 2022年（令和4年）: 事務局移転

事務局

事務局は横浜市神奈川区鶴屋町にあり、多岐にわたる活動を支える拠点となっています。

神情協は神奈川県の情報サービス産業の成長と地域経済の発展に寄与するために、今後も多様な取り組みを展開していくことでしょう。

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