神奈川県立大師高等学校

神奈川県立大師高等学校

神奈川県立大師高等学校は、神奈川県川崎市川崎区に所在する公立の高等学校です。1983年に開校し、当初は普通科の高校でしたが、1996年度に神奈川県初の総合学科を設置したことで注目を集めました。その後、2017年度の入学生からは単位制の普通科に改編され、新たな教育体制へと移行しています。

設置学科

普通科（単位制）
2017年度入学生より導入された学科です。
総合学科
2016年度入学生まで設置されていた学科です。

沿革

1982年 - 神奈川県立南部方面新設校の設立準備を開始。
1983年 - 神奈川県立大師高等学校として設立告示され、同年4月に開校。
1996年 - 神奈川県初の総合学科の高校として改編。
2017年 - 単位制普通科に改編。

部活動

大師高校では、運動部・文化部ともに活発な活動が行われています。

野球部
かつては公立高校の強豪校として知られ、創部2年半で秋季大会ベスト4、翌春もベスト4に進出し、夏の大会では第一シード校となりました。2010年には、初期メンバーが中心となり「大師高等学校硬式野球部OB会」が発足し、マスターズ甲子園にも出場しました。
陸上競技部
1990年には、当時2年生の樋渡恒行選手が県総体で2m04cmを跳び2位に入賞し、学校初の関東大会出場を果たしました。この記録は当時、関東3位に相当するものでした。

交通

JR東海道線・京浜東北線川崎駅から臨港バス川21系統「塩浜二丁目」行きに乗車し、「大師高校前」バス停で下車。

行事

大師高校では、年間を通して様々な行事が開催されています。

ふれあいキャンプ
入学後間もなく行われる校外学習です。
体育祭
毎年6月初旬に開催されます。
繋心祭（けいしんさい）
夏休み明けに行われ、文化部の発表の場として、また運動部や文化部間の繋がりを深めることを目的としています。
翔心祭（しょうしんさい）
文化祭として毎年10月頃に開催され、地域との連携を重視した催しとなっています。
修学旅行
主に沖縄県へ行きますが、2022年度入学生は北海道へ行きました。

地域との関わり

大師高校は、地域社会との連携も積極的に行っています。

2006年以降、近隣の南大師中学校や富士見中学校にて出張授業を実施。
地域の祭りにも積極的に参加し、地域住民との交流を深めています。

著名な出身者

山村佑樹（プロサッカー選手、水戸ホーリーホック所属）
吉濱遼平（プロサッカー選手、レノファ山口FC所属）

関連項目

神奈川県高等学校一覧
日本の総合学科設置高等学校一覧
高校百校新設計画

外部リンク

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