神戸市立垂水中学校

神戸市立垂水中学校の概要

神戸市立垂水中学校（こうべしりつたるみちゅうがっこう）は、兵庫県神戸市垂水区に位置する公立の中学校です。1952年に開校以来、地域に根ざした教育を行い、多くの生徒が様々な活動を通じて成長しています。この学校は、自主性、責任感、協力の精神、そして、他者への奉仕を重んじる校訓を持っており、生徒たちに豊かな心とたくましい体作りを促進しています。

学校の沿革

この学校は、1952年4月1日に神戸市立歌敷山中学校から分離して開校しました。その後、1962年には神戸市立垂水東中学校を分離し、1974年には神戸市立多聞東中学校を分離して校区の変更が行われました。1976年には神戸市立竜が台中学校、1977年には神戸市立福田中学校をそれぞれ分離しています。

特に1995年には阪神・淡路大震災が発生し、校舎の一部が破損しましたが、同年の12月には修理が完了しています。2000年からは学校指定の標準服が変更され、さらに2022年にはポロシャツが追加されました。2024年からは制服の着こなしが自由になる試行が開始される予定です。

部活動

垂水中学校では、運動部と文化部の両方が活発に活動しています。運動部には野球部、陸上競技部、柔道部、ソフトテニス部、水泳部、卓球部、女子バスケットボール部、バレーボール部があり、スポーツを通じて生徒たちは体力やチームワークを培います。
文化部では吹奏楽部、美術部、放送部があり、創造性や表現力を育む役割を果たしています。

生徒組織

生徒会は、会長1名、副会長2名、書記2名、専門部長5名の計10名から成り、全校直接投票で選出されます。また、専門部長は各専門部会から指名された代表者です。生徒会は、学校内での様々な活動やイベントを企画・運営し、生徒の声を学校運営に反映させる重要な役割を担っています。

中学校生活

校訓は「自主」「責任」「協力」「奉仕」であり、生徒たちがこれらの価値を意識しながら成長することが期待されています。また、教育目標には「個性を輝かせ、目標の実現を目指す生徒の育成」が挙げられています。
これに基づいて、生徒たちは主体的な学びを通じて自己成長を図っています。

制服

制服については、2022年からポロシャツの追加や、冬服、夏服、合服の期間廃止が実施されました。男子生徒は冬服としてブレザーやカッターシャツとスラックス、女子生徒はブレザーやスカートが基本ですが、制服の着こなしが自由化されることで、多様なファッションが楽しめるようになります。

アクセス

学校へのアクセスは、JRや山陽電鉄の「垂水駅」から徒歩約20分です。また、バスを利用することもでき、利用方法に応じて便利に通うことができます。

結論

垂水中学校は、豊かな教育環境と多彩な活動を通じて生徒たちの成長を支援することを目指しており、地域社会と共に発展しています。生徒たちは自主性や責任をもって、未来に向けた一歩を踏み出しています。

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