神田相生町

神田相生町（かんだあいおいちょう）

神田相生町は、東京都千代田区に存在する町名です。住居表示は実施されておらず、丁番の設定もない単独の町名として存在しています。郵便番号は101-0029です。

地理

神田相生町は、JR秋葉原駅の中央改札口から北側に位置しています。周辺は、北に神田練塀町、東に神田松永町、南に神田花岡町、そして西には外神田が隣接しています。町域は非常に狭く、その中央部を東西に神田明神通りが走っています。町域の西側はJRの線路敷地となっています。

東側には2棟のオフィスビルが建っています。そのうち、「大東ビル」は建物の南半分が神田相生町に位置していますが、住所は神田練塀町として登録されています。一方、神田明神通りの南側にある「秋葉原センタープレイスビル」は、建物全体が神田相生町内に立地しています。

長らくの間、神田相生町は建造物の住所表示としては使用されず、地籍上のみの地名でしたが、秋葉原センタープレイスビルのオープン後は、同ビルの住所「神田相生町1番地」として実際に使用されるようになりました。

歴史

慶應2年10月17日（1866年11月23日）には、日本で初めてパスポートを取得した隅田川浪五郎の日本国旅券に、浪五郎が相生町に住んでいるという記述が残されています。

交通

神田相生町内には鉄道駅は存在しません。交通の便としては、東京メトロ日比谷線の秋葉原駅（神田佐久間町）が最寄りとなります。JR東日本の山手線や京浜東北線などの線路は通っていますが、JR秋葉原駅のホームは神田花岡町にあり、駅自体の住所も外神田に所在します。

脚注

千代田区

外部リンク

千代田区公式サイト

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