福井市スポーツ公園野球場

福井フェニックススタジアム：福井市の野球拠点

福井市スポーツ公園野球場、愛称「福井フェニックススタジアム」（略称：フェニスタ）は、福井県福井市スポーツ公園に位置する野球場です。福井市が運営管理を行い、市内中心部の老朽化した福井市野球場（旧福井市営野球場）の代替として、2008年6月に竣工しました。竣工式には、前日まで使用されていた旧球場でも東日本軟式野球大会の試合が行われ、歴史に幕を閉じました。

歴史と変遷

老朽化した東公園の福井市野球場から、日野川左岸部のスポーツ公園へ移転。2008年の竣工以降、高校野球や中学野球などアマチュア野球の公式戦の開催地として利用されてきました。

特に、2008年からベースボール・チャレンジ・リーグ（BCL）に加盟していた福井ミラクルエレファンツ、その後継球団である福井ワイルドラプラーズの本拠地球場として機能。2010年代後半からは、主たる試合開催地となり、多くのファンを魅了しました。

2022年には、日本海オセアンリーグ（NOL）の福井ネクサスエレファンツの本拠地球場となりましたが、NOLの「セントラル開催方式」のため、他県を本拠地とするチームの試合も開催されました。しかし、同年シーズンをもって福井ネクサスエレファンツは活動を休止。球場の歴史に新たな1ページが刻まれました。

施設概要：快適な観戦環境

フェニックススタジアムは、広々としたグラウンドと充実した設備が特徴です。

グラウンド面積: 13,588㎡
両翼: 100m
中堅: 122m
内野: クレー舗装（黒土混合土）
外野: 天然芝（高麗芝）
ブルペン: クレー舗装（黒土混合土） - 2レーン×1・3塁ベンチ
ウォーニングゾーン、外野ファウルエリア: ショートパイル人工芝
照明設備: 鉄塔6基、内野1500Lx、外野800Lx
収容人数: 10,000人（内野4,164人：背もたれ付セパレート席、外野約6,000人：芝生席）
スコアボード: 磁気反転式（左翼線審・右翼線審、平均球速表示なし）
サブグラウンド: 右翼場外に併設

アクセス

京福バス: 13桜ヶ丘団地線「北堀」または「安田」下車
タクシー: 福井駅西口から約20分
車: 北陸自動車道福井北ICまたは福井ICから約40分

スポーツ公園内の他施設

福井市スポーツ公園内には、野球場以外にもサッカー場など、様々なスポーツ施設が整備されています。

まとめ

福井フェニックススタジアムは、アマチュアからプロまで幅広い野球ファンに親しまれてきた球場です。快適な観戦環境とアクセス性の良さから、今後も福井市のスポーツ拠点として重要な役割を果たしていくことでしょう。 今後の活用方法にも注目が集まります。

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