福山市立東朋中学校

福山市立東朋中学校

福山市立東朋中学校（ふくやましりつ とうほうちゅうがっこう）は、広島県福山市幕山台に位置する中学校であり、1987年に開校しました。2026年には創立40周年を迎えることになります。同校は福山市内で最東端にあり、岡山県との県境に近い地域に位置しています。

概要

東朋中学校は、福山市の活動が盛んに行われていた1987年に、福山市立培遠中学校と福山市立鳳中学校から生徒数の増加に対応するために分離開校されました。開校当初は、福山市内で26番目に当たる新しい中学校でした。また、入学試験を実施しない中学校としては市内で2番目に新しく設立された学校でもあります。

沿革

東朋中学校の設立に至るまでの経緯は1985年に遡ります。当時、坪生小学校や幕山小学校の生徒数増加を受け、新たに中学校が必要とされ、約2.2ヘクタールの土地が用意されました。1987年4月1日に正式に開校し、4月6日には開校式と第1回入学式が執り行われました。この年は、生徒会とPTAの設立、校旗と校歌の制定も行われ、学校の基盤が整いました。

その後の数年間で、同校は多くの設備の整備や部活動の充実を進めていきます。1988年にはPTAが正門を寄付し、1996年には創立10周年を記念してバザーを開催。また、部活動でも男子バレーボール部が第25回全日本中学生バレーボール選手権で3位に入賞するなど、顕著な成果を見せています。

学校の発展は続き、2006年には創立20周年を迎え、記念式典を開催。その後、2008年からは文部科学省の研究協力校に指定されるなど、教育改善の取り組みにも参加しています。2016年には学力向上チャレンジ校事業に指定され、教育水準の向上を目指しています。

校名の由来と校章

「東朋」という名前は、学校が福山市の最も東端に位置し、多くの友と集まる場所であることに由来しています。また、校章には太陽が描かれており、開校の願いとして「太陽のごとく、力強く温かくやさしく」という意味が込められています。

学校の環境

校区には福山市立坪生小学校、福山市立幕山小学校、福山市立大谷台小学校があり、特別な事情がない限り、これらの小学校に在籍した児童は東朋中学校に進学します。また、地域には体育館や公民館、警察署、郵便局などの公共施設が点在し、教育環境や地域コミュニティとの連携がなされています。

アクセス

最寄りの鉄道駅はJR西日本の山陽本線の大門駅で、そこから車で約10分の距離にあります。御領駅からもアクセス可能で、各駅からの所要時間はそれぞれ異なります。バス路線も充実しており、福山市駅方面や大門駅方面への路線が運行されています。

結論

福山市立東朋中学校は、地域の発展に寄与し、教育の質向上に努める学校です。今後も地域との絆を深め、学び舎としての役割を果たしていくことが期待されています。

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