福岡六大学野球連盟

福岡六大学野球連盟：歴史と概要

福岡六大学野球連盟は、福岡県に所在する6つの大学によって構成された大学野球リーグであり、全日本大学野球連盟の傘下にあります。1971年の創設以来、数多くのプロ野球選手を輩出し、大学野球の発展に大きく貢献してきました。

歴史

1971年： 九州地区大学野球連盟の内部組織として創設。九州地区大学野球連盟との間で代表決定戦を開始。
1991年： 全日本大学野球選手権大会の代表枠が九州地区大学野球連盟から独立し、単独出場権を獲得。
1992年： 九州歯科大学が脱退し、代わりに第一経済大学（現：日本経済大学）が九州地区大学野球連盟から移籍・加盟。九州歯科大学は後に九州地区大学野球連盟へ復帰。
1996年： 九州共立大学が第45回全日本大学野球選手権大会で準優勝。
1999年： 九州共立大学が第30回明治神宮野球大会で優勝。
2005年： 九州産業大学が第36回明治神宮野球大会で優勝。

運営方法

構成

福岡六大学野球連盟は、以下の6大学で構成されています。

九州大学
福岡大学
西南学院大学
九州産業大学
中村学園大学
福岡工業大学

対戦方法

春季と秋季でそれぞれリーグ戦が行われます。

春季リーグ戦：

2戦先勝方式の総当たり戦（引き分けの場合は再試合）。優勝校は全日本大学野球選手権大会への出場権を獲得します。

秋季リーグ戦：

2回戦総当たりの勝率制（引き分けも有効試合）。上位3校は全九州大学野球選手権大会に進出し、同大会で優勝すると明治神宮野球大会の九州地区代表として出場する権利を得ます。

順位決定方法

勝ち点制：

同一対戦校に勝ち越した場合に勝ち点1を獲得し、勝ち点の多いチームが上位となります。勝ち点が同じ場合は、全体の勝率を比較して順位を決定します。それでも決まらない場合は、決定戦（プレイオフ）を行います。

勝率制：

勝利数を、引き分け試合を除いた試合数で割った数値が高いチームが上位となります。

試合会場

福岡市および北九州市周辺の各球場と、各大学が所有する球場（グラウンド）を併用して試合が開催されます。近年では、春季リーグ戦の開幕戦に限り、九州六大学野球連盟と合同で福岡ドーム（現：PayPayドーム）を使用することがあります。

加盟大学

九州大学
福岡大学
西南学院大学
九州産業大学
中村学園大学
福岡工業大学

かつて参加した大学

九州歯科大学（1992年春季欠場後脱退。現在は九州地区大学野球連盟北部九州ブロック所属）

関連項目

全九州大学野球選手権大会
九州六大学野球連盟
九州地区大学野球連盟

外部リンク

公式サイト
旧公式サイト

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