福岡市民体育館

福岡市民体育館は、福岡県福岡市博多区に位置する体育館です。1972年4月1日に開設され、長年にわたり市民に親しまれてきました。1995年にはユニバーシアード福岡大会のバレーボール競技会場として使用されるなど、国際的なスポーツイベントにも貢献しています。

2007年からは、プロバスケットボールチームであるライジングゼファーフクオカのホームアリーナの一つとして、多くの試合が開催されています。

体育館には、メインアリーナを有する第1競技場棟のほか、第2競技場棟、柔剣道場が入る本館棟、屋外には補助競技場やプールがありました。しかし、施設の老朽化が進んだことや、2018年に福岡市総合体育館が完成したことなどから、第2競技場棟、本館棟（トレーニング室を含む）、補助競技場、プールは2021年3月に廃止されました。

2021年6月10日には、福岡県が福岡武道館を福岡市民体育館の敷地内（第2競技場棟と本館棟の跡地）に移転する方針を発表しました。これにより、新たなスポーツ振興の拠点として、再出発することが期待されています。

施設概要

敷地は財務省が所有し、建物は福岡市が所有しています。2021年3月に廃止された第2競技場棟と本館棟の跡地は、2022年度に財務省へ返還される予定です。その後、福岡県が新たに土地を借り受け、福岡武道館の建設に着手する計画となっています。

競技場

競技場面積: 36m×49m
ステージ
観客席: 固定2,504席、ブリッチャー996席

関連項目

福岡オリンピック構想

外部リンク

* 施設のご案内

福岡市民体育館は、長年にわたり福岡市民のスポーツ振興に貢献してきた施設です。一部施設の廃止は残念ですが、新たな武道館の建設により、今後も地域スポーツの拠点として重要な役割を担うことが期待されます。

もう一度検索