福岡市立住吉小中学校

福岡市立住吉小中学校

福岡市立住吉小中学校は、福岡県福岡市博多区美野島三丁目にある公立の小学校と中学校を統合した教育機関です。この学校は、地域教育に貢献する目的で設立され、近隣住民とも連携を深めています。また、学校の設立は2015年4月に遡り、福岡市立住吉小学校と福岡市立住吉中学校が統合され、さらには旧福岡市立美野島小学校の跡地に移転して小中一貫校としての新たなスタートを切りました。

校勢

住吉小中学校の学級数は、直近のデータである2016年5月1日現在、小学校で18学級、中学校で9学級が設置されています。特別支援学級は小学校に4学級、中学校に1学級があり、児童・生徒の数は小学校576人、中学校292人に達しています。特別支援学級に在籍するのは小学校22人、中学校2人です。

通学区域

住吉小中学校の通学区域は、博多区内の住吉一丁目から住吉五丁目及び美野島一丁目から美野島四丁目までをカバーしています。この地域は、博多駅前地区の西側、那珂川右岸に位置し、北側には住吉通り、南側には百年橋通りが走っています。学校は百年橋通り沿いにあり、百年橋バス停からアクセス可能です。

校区内の主な施設

校区内には、キャナルシティ博多という大型商業施設や、地域メディアの拠点であるTVQ九州放送が存在します。さらに、住吉神社や精華女子高等学校も近く、地域の文化や教育に脈々と受け継がれる施設が集まっています。また、パナソニック システムネットワークスの福岡事業場もあるため、地域の経済活動にも寄与しています。

隣接する学校

福岡市立住吉小中学校の周辺には、他の公立小学校や中学校も多数存在しており、教育競争が活発です。隣接小学校には、福岡市立博多小学校、東住吉小学校、那珂小学校、春吉小学校、大楠小学校、塩原小学校が含まれます。中学校で言えば、福岡市立博多中学校、東住吉中学校、那珂中学校、春吉中学校、高宮中学校が挙げられます。

校歌

学校の校歌は、小学校のものが「希望に向かって」と題されており、窪淳朗が歌詞を、二宮毅が作曲を手掛けています。中学校の校歌については、持田勝穂が歌詞を、山崎一三が作曲を行いました。

著名出身者

福岡市立住吉小中学校からは、サッカー選手の浦十藏が著名な卒業生として知られています。彼の活躍は、学校のスポーツ教育の成果を物語っています。

福岡市立住吉小中学校はこのように、地域密着型の教育活動を展開しており、子どもたちの学びや成長を支えるための環境が整っています。地域の人々との交流や施設とも連携しながら、多様な教育を展開している点においても注目されています。

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