福島県道157号久之浜港線

福島県道157号久之浜港線

福島県道157号久之浜港線は、福島県いわき市久之浜地区に位置する一般県道です。久之浜港とJR久ノ浜駅を結び、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

起点: いわき市久之浜町久之浜字舘ノ山（久之浜港）
終点: いわき市久之浜町久之浜字沢目（久之浜駅前交差点）
総延長: 672 m
路線認定年月日: 1959年8月31日

この県道は、久之浜港と国道6号を結ぶアクセス道路として機能しています。終点で接続する福島県道161号久之浜停車場線と合わせて、JR久ノ浜駅前から蔭磯橋西詰にかけての区間は「久之浜はまかぜロード」という愛称で親しまれており、景観形成重点地区として条例で定められています。

道路施設

蔭磯橋

全長: 79.4 m
位置: 大久川

蔭磯橋は、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた旧橋梁の代替として架け替えられました。橋梁部を含む周辺500 mは、久之浜震災復興土地区画整理事業の一環として整備され、2015年3月に工事が開始、2017年3月27日に幅員14.0 m（うち車道部6.0 m）の道路として開通しました。橋に取り付けられた4枚の銘板は地域住民によって揮毫され、開通に先立つ2017年3月22日、23日に取り付け作業が行われました。

区画整理区域外の当路線終点側100 mについても、2018年3月30日に同様の幅員の道路として供用が開始されています。

接続路線

福島県道395号四倉久之浜線（旧国道6号）
福島県道161号久之浜停車場線（終点・久之浜駅前交差点）

通過する自治体

福島県
いわき市

久之浜はまかぜロードについて

久之浜はまかぜロードは、JR久ノ浜駅前から蔭磯橋西詰にかけての区間に付けられた愛称で、美しい景観が特徴です。この地域は景観形成重点地区として定められており、地域住民や観光客にとって憩いの場となっています。

東日本大震災からの復興

蔭磯橋の架け替えは、東日本大震災からの復興の象徴とも言えます。新しい橋は、地域の交通を円滑にするだけでなく、美しい景観を提供し、地域住民の心を癒す役割も担っています。

まとめ

福島県道157号久之浜港線は、いわき市久之浜地区において、地域住民の生活と経済を支える重要な道路です。久之浜港とJR久ノ浜駅を結び、地域を活性化させる役割を担っています。また、東日本大震災からの復興の象徴である蔭磯橋は、地域のシンボルとして親しまれています。

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