福島県道273号赤柴中島線

福島県道273号赤柴中島線は、福島県相馬郡新地町内を東西に走る一般県道です。この路線は、新地町の沿岸部と内陸部を結び、地域住民の生活や産業を支える重要な役割を果たしています。

路線の概要

起点：相馬郡新地町駒ケ嶺字大沢北
終点：相馬郡新地町大字小川字八幡前
総延長：5.787km
実延長：5.738km
路線認定年月日：1959年8月31日

バイパス・新道

特に、駒ヶ嶺地区では、常磐自動車道新地インターチェンジと新地町中心部を結ぶアクセス路としての機能が重要視されています。しかし、起点付近には狭隘な区間や急カーブが連続しており、交通の隘路となっていました。この問題を解決するため、約1kmにわたる道路改良工事が実施されました。この改良事業は2011年度に事業化され、2016年2月26日に供用が開始されました。これにより、安全性が向上し、円滑な交通が確保されるようになりました。

道路施設

路線上には、猿田川を渡る八郎橋があります。

八郎橋
全長：6.0m
幅員：6.5m
竣工：1979年
杉目字八郎から字清水に位置し、二級水系砂子田川水系猿田川を渡る。

通過する自治体

相馬郡新地町

接続・交差する道路

国道113号（駒ケ嶺字大沢北 起点）
国道6号（谷地小屋字萩崎（新地交差点））
福島県道103号金山新地停車場線・福島県道171号新地停車場釣師線（小川字八幡前 終点）

沿線

沿線には、以下の施設があります。

常磐自動車道新地インターチェンジ
鹿狼山
新地町立新地小学校
新地町役場
* 新地町図書館

福島県道273号赤柴中島線は、新地町の地域交通において重要な役割を担っています。改良工事によってアクセス性が向上し、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても利便性の高い道路となっています。今後の更なる発展が期待される路線です。

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