福森直也

福森直也について

福森直也（ふくもり なおや）は、1992年8月29日生まれ、大阪府吹田市出身のプロサッカー選手です。彼は主にディフェンダーとして活動し、現在はFC今治に所属しています。マネジメント事務所はジェブエンターテイメントです。

プロ入り前の経歴

福森選手は小学校1年生のとき、友人に勧められてサッカーを始めました。以降、地元のジュニアチームでプレーし、やがて中学校に進学する際にガンバ大阪のジュニアユースのセレクションを受けますが、残念ながら落選。そんな中、小学校の最終大会でセレッソ大阪から声がかかり、U-15チームに入団しました。しかし、試合への出場機会がほとんどなかったため、一時は辞めることも考えましたが、親の励ましもあり、卒業までサッカーを続けました。

高校進学後、いくつかのオファーがありましたが、セレッソ大阪U-15の先輩たちがいる金光大阪高校に進学。サッカー部ではキャプテンを務め、2009年と2010年にはインターハイに連続で出場しました。2011年には関西学院大学の体育会サッカー部に入部し、大学在学中もキャプテンとしてチームを牽引。特に2014年の全日本大学サッカー選手権大会での準優勝は大きな成果でした。

プロフェッショナルなキャリアの始まり

2015年、福森はJ2リーグの大分トリニータに加入します。初戦ではスタメンとして出場を果たしましたが、その後の出場機会は少なく、シーズン終了までの多くはベンチで過ごしました。しかし、2016年には大分がJ3リーグに降格したことを受け、彼は主力としてチームのJ3優勝とJ2復帰に大きく寄与しました。この年にはJ3リーグMYアウォーズのベストイレブンにも選出されています。

2017年からは再びJ2リーグでプレーし、システムが3バックへと変わる中でも、安定したパフォーマンスを維持しました。特に、攻撃にも参加するスタイルで、シーズンを通じてレギュラーとして活躍しました。2018年にはチームをJ1昇格に導く重要な役割を果たしました。

2019年にはJ1での初シーズンを迎え、開幕戦から安定してスタメンに名を連ねました。特に磐田戦でのアシストは記憶に残る瞬間となりましたが、シーズン中盤以降は出場機会が減少しました。

清水エスパルスとその後

同年7月31日に清水エスパルスへ完全移籍することが発表され、2021年8月にはベガルタ仙台への移籍が決定しました。仙台では数シーズンにわたり活躍し、2023年12月6日には契約満了が発表されました。そして、2023年12月22日にはFC今治への移籍も決まり、次なるステージに挑むこととなります。

まとめ

福森選手は、彼のサッカーキャリアを通して着実に成長してきました。小さな頃からサッカーを始め、試行錯誤を経て力をつけ、今やプロ選手として多くのファンに愛される存在となっています。各チームでの経験を活かし、一層の活躍が期待されます。

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