秋田市立秋田東中学校

秋田市立秋田東中学校について

秋田市立秋田東中学校は、秋田県秋田市手形休下町に位置する公立の中学校です。略称は「東中」で、多くの地域住民に知られています。学校の概要や歴史的な出来事、特徴などを詳しく見ていきましょう。

校章と信条

校章は、秋田藩久保田城の「矢留」の三つの矢羽をモチーフにしており、生徒・教職員・保護者の結集を象徴しています。また、学校の生徒会では、この三つの矢を「友愛」「ルール」「ファイト」という三つの信条の象徴として掲げています。この校章は、1963年6月20日の生徒会の募集によって制定され、学校の精神を象徴するものとなっています。

当校の野球部は、全国中学校総合体育大会で8強に入った経験があり、スポーツ活動も盛んに行われています。

沿革と設立当初

秋田市立秋田東中学校の歴史は、1953年4月1日の設立から始まります。この日は、旧手形中学校区域と久保田中学校および明徳学区との統合が行われ、学校名が「秋田市立秋田東中学校」として成立しました。開校式は4月6日に行われ、5月に新校舎と体育館の竣工がありました。1963年には創立10周年を迎え、さらなる成長を遂げました。

主な出来事と施設の整備

この学校は、これまでに多くの重要な出来事を迎えました。1975年には藤倉中学校との統合が進み、1981年には新設の泉中学校に一部が分離。1983年の創立30周年記念式典を経て、1993年にはコンピュータ室が完成し、情報教育の充実にも力を入れています。

2003年には創立50周年を迎え、同窓会も設立され、その記念植樹が行われました。最近でいうと、2023年11月18日には創立70周年の記念式典が行われ、学校の歴史をともに祝いました。

所在地とアクセス

秋田市立秋田東中学校の住所は、〒010-0863 秋田県秋田市手形休下町10番51号です。周辺環境は静かで、学ぶには適した場所にあります。常に生徒たちが充実した学びを得られるよう、地域との交流も大切にされています。

主な卒業生

この学校からは、多くの著名な卒業生が輩出されています。プロ野球選手の石井大智、遠藤幸雄体操選手や鈴木貴美一バスケットボールコーチなど、多様な分野で活躍する卒業生がいます。彼らは東中での学びを基に、それぞれのキャリアを築いてきました。

まとめ

秋田市立秋田東中学校は、長い歴史を持つ学校であり、その成り立ちから現代まで数々の発展を遂げてきました。校章や信条、生徒たちの精神に根ざした教育は、これからも続けられていくことでしょう。

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