秋田県立大館桂高等学校

秋田県立大館桂高等学校

秋田県立大館桂高等学校は、秋田県大館市餅田二丁目に位置していた県立の女子高等学校です。2016年、大館高校、大館工業高校との統合により大館桂桜高校が開校し、その歴史に幕を閉じました。

沿革

1913年（大正2年）：大館町立実科高等女学校として開校。当初は大館女子小学校内に設置され、修業年限は2年でした。
1918年（大正7年）：大館町立大館実科高等女学校に改称。
1919年（大正8年）：修業年限を3年に変更し、桜町に新校舎を建設。
1922年（大正11年）：秋田県に移管され、秋田県大館高等女学校に。修業年限は4年となりました。
1923年（大正12年）：秋田県立大館高等女学校に改称。
1948年（昭和23年）：学制改革により秋田県立大館桂高等学校と改称。男女共学化の流れの中、女子高として存続。
1965年（昭和40年）：衛生看護科を設置。
2004年（平成16年）：衛生看護科が閉科。
2016年（平成28年）：閉校。

学科

普通科
衛生看護科（2004年3月廃止）

校訓

誠実・勤勉・温容

部活動

運動部、文化部ともに活発な活動を展開していました。

運動部：バスケットボール、バレーボール、バドミントン、ソフトボール、ソフトテニス、スキー、水泳、卓球、弓道、陸上競技など
文化部：演劇、吹奏楽、美術、文芸、英語、茶華道、書道、食物、JRC、写真など
同好会:パソコン

特にスキー競技は強豪として知られていました。

著名な出身者

高橋千鶴子（衆議院議員）
千葉吟子（1960年ローマオリンピック体操女子代表、1964年東京オリンピック体操女子団体銅メダリスト、日本体育大学名誉教授）

閉校後の現在

大館桂高校の閉校により、秋田県内の公立の男女別学高校は全て姿を消しました。跡地とその精神は大館桂桜高校に引き継がれ、新たな歴史を刻んでいます。

関連項目

秋田県高等学校の廃校一覧
高等女学校
旧制中等教育学校の一覧

もう一度検索