秋野央樹

秋野央樹（あきの ひろき）

秋野央樹は1994年10月8日生まれのプロサッカー選手であり、千葉県印西市で育ちました。現在、JリーグのV・ファーレン長崎に所属しており、主にミッドフィールダーとディフェンダーのポジションでプレーしています。彼のキャリアは、柏レイソルのアカデミーから始まりました。

プロ入り前

秋野は9歳で柏レイソルのアカデミーに加入し、サッカーの基礎を磨きました。小学校6年生の時には日本代表としてダノンネーションズカップに出場し、中学時代には各世代の日本代表に名前を連ねるようになります。特に、2010年のAFC U-16選手権では、決勝ゴールを決めてチームをFIFA U-17ワールドカップへの出場に導きました。本大会でも活躍し、自国開催の大会以来18年ぶりに日本がベスト8に進出することに貢献しました。

2012年8月、秋野は柏レイソルに2種登録選手として昇格し、U-18チームのキャプテンを務めるなど、さらなる成長を見せました。

柏レイソルでのキャリア

2013年には柏レイソルのトップチームに昇格し、J1の公式戦に初出場しました。プロ2年目の2014年には7試合に出場し、特にスルガ銀行チャンピオンシップでは左センターバックとして先発し、チームの勝利に寄与しました。2015年からはアカデミー時代の恩師の下で、4-1-4-1のシステムでレギュラーとして活躍し、2016年には監督の信任を受けてキャプテンを務めました。

湘南ベルマーレへの移籍

2017年には湘南ベルマーレに期限付き移籍し、そこでさらなる経験を積みました。移籍初年度に初得点を挙げ、2018年も期限付きで湘南に継続して在籍した後、2019年には完全移籍を果たしました。

V・ファーレン長崎での活躍

2019年7月にV・ファーレン長崎に移籍し、その後完全移籍となりました。彼のプレースタイルは、精度の高い左足のキックと状況判断能力に優れており、本職はボランチですが、センターバックや左サイドバックなどもこなすユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献しています。2023年には契約更新の発表があり、チームの中心選手としてこれからも活躍が期待されています。

代表歴

秋野は日本の各世代の代表チームでプレーし、U-15からU-22までの代表経験があります。特に、AFC U-22アジアカップやFIFA U-17ワールドカップなど、多くの国際大会に出場して日本の若手選手の一員として活躍しました。彼の将来が楽しみな選手の一人です。

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