秘・美・子

忍者4枚目のシングル「秘・美・子」は、1991年10月23日にリリースされました。このシングルは、忍者にとって初めてタイトル曲が完全なオリジナル楽曲となった作品です。

概要

本作に収録された2曲、「秘・美・子」と「REPLAY」のどちらをタイトル曲として採用するか、当時のスタッフ間で大きな議論があったことが、後にビデオ「忍者見聞録」の中でメンバーによって明かされています。最終的に「秘・美・子」が選ばれましたが、その背景には様々な意見や思惑が交錯していたようです。

収録曲

「秘・美・子」は、CDシングルとシングルカセットで発売されました。収録曲は以下の通りです。

1. 秘・美・子
作詞：尾関昌也
作曲・編曲：馬飼野康二
2. REPLAY
作詞：岩室先子
作曲・編曲：平間あきひこ

ビデオシングル

1991年11月21日には、ビデオシングル（VHS）も発売されました。忍者にとって、ビデオシングルの発売は本作が最後となりました。

収録内容は以下の通りです。

1. 秘・美・子
間奏部分に、メンバーの振り付けに合わせてSE（効果音）が追加されています。これにより、楽曲に一層の迫力とエンターテイメント性が加わりました。
2. REPLAY
2コーラス部分がカットされたワンハーフサイズで制作されています。さらに、シングルではフェードアウトで終わる後奏がカットアウトに差し替えられており、ステージ用の音源が使用されています。このカットアウトされた音源はCD化されていません。

「秘・美・子」は、忍者にとって新たな方向性を示すとともに、その後の活動にも影響を与えた重要な作品と言えるでしょう。ビデオシングルに収録されたバージョンは、現在では入手困難な貴重な音源となっています。

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