稲垣早織

稲垣早織（いながき さおり、1990年2月19日生まれ）は、千葉県出身の元新体操選手であり、2008年北京オリンピックに新体操団体の一員として出場しました。日本女子体育大学を卒業後、イオンに所属していました。身長は164cmです。

経歴

稲垣選手は6歳から新体操を始め、その才能を開花させていきました。2005年12月には、新体操日本代表オーディションに合格し、翌2006年4月にはフェアリージャパンの一員として活動を開始しました。フェアリージャパンでは、数々の国際大会に出場し、日本の新体操界を牽引する存在として活躍しました。

2009年9月に三重県で開催された世界新体操選手権を最後に、選抜団体メンバーからは引退しましたが、その後も所属する大学の新体操部の団体メンバーとして競技を続けました。大学卒業後の2012年4月から2015年3月までの3年間は、NHKラジオ・テレビ体操のアシスタントを務め、幅広い世代に親しまれました。

主な試合結果

稲垣選手は、新体操日本ナショナル選抜団体チームの一員として、以下の成績を収めました。

2006年 W杯ファイナル 団体種目別 フープ＋クラブ 7位
2007年 世界新体操選手権 団体総合 7位
2008年 北京オリンピック 団体総合 10位
2009年 W杯・ポルチマン大会 種目別リボン＋ロープ 優勝
2009年 世界新体操選手権三重大会 団体総合 8位
2009年 世界新体操選手権三重大会 種目別リボン+ロープ 4位

特に、2009年のW杯・ポルチマン大会での種目別リボン＋ロープでの優勝は、稲垣選手にとって大きな功績の一つです。また、同年の世界新体操選手権三重大会では、団体総合8位、種目別リボン+ロープで4位入賞を果たし、日本の新体操界に貢献しました。

引退後

競技生活を引退後も、稲垣選手は新体操の普及活動や後進の育成に力を注いでいます。また、NHKラジオ・テレビ体操のアシスタントとしての活動を通じて、健康維持の重要性を広く伝えました。

稲垣早織は、新体操選手としての輝かしい実績に加え、その後の活動を通じて、多くの人々に影響を与え続けています。彼女の今後の活躍が期待されます。

外部リンク

新体操日本代表 フェアリージャパン ポーラ 公式応援ブログ - ウェイバックマシン（2007年9月17日アーカイブ分）
稲垣早織 - 国際体操連盟のプロフィール （英語）
* 稲垣早織 - Olympedia（英語）

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