稲葉喜美子

稲葉喜美子（いなば きみこ）

日本のシンガーソングライター、稲葉喜美子（いなば きみこ、愛称：Maria（マリア））は、1957年3月8日、神奈川県横浜市に生まれました。

経歴

横浜市内で自動車整備業を営む家庭で、7人姉妹の末っ子として育ちました。幼少の頃から近隣に流れるFEN放送を聴いて音楽に目覚め、ジャニス・ジョプリンに大きな影響を受けたと語っています。5歳から作詞作曲を始めたという早熟な才能の持ち主でした。

学業と並行して、14歳から横浜・日の出町のライブハウスに出演。高校卒業後は会社員として働く傍ら、音楽活動を続けていました。1979年、『ライオン・フォーク・ビレッジ』関東地区大会でグランプリを受賞し、その才能が広く認められるようになりました。

1982年、日本コロムビアからシングル「願ひごと―公園於」とアルバム『愛しき人へ』でメジャーデビューを果たします。しかし、1993年にベスト・アルバム『倖せの隣り』をリリース後、所属事務所との契約が終了。以降は事実上引退状態となっていました。

2021年12月、自身のTwitterアカウントを開設し、長年の沈黙を破りました。アカウント開設の理由について、稲葉は「長い年月、沈黙をして来ましたが、意識が判然として居る内に、生きて居る内に、此の場をお借りして、発信をして行こう、と、考える様になりました」と述べています。また、日本コロムビアにアカウント作成について問い合わせたものの、連絡がなかったことにも触れ、「もしかしたら、私の・価値の無さを承知して居られるのかも知れません」と当時の心境を吐露しています。

ディスコグラフィ

シングル

(詳細な情報が不足しています。必要に応じて追記してください。)

アルバム

オリジナル・アルバム

愛しき人へ (1982年)

ベスト・アルバム

倖せの隣り (1993年)

タイアップ

(詳細な情報が不足しています。必要に応じて追記してください。)

提供曲

(詳細な情報が不足しています。必要に応じて追記してください。)

出版物

あのこがほしい（1984年3月21日、CBSソニー出版、いなば きみこ名義）ISBN 4-7897-0134-4

外部リンク

所属レーベル: 日本コロムビア
SNS: 稲葉 喜美子(MARIA) as Fuuta Maria (@FuutaMaria) - X（旧Twitter）

引退状態となってからも、その音楽は忘れ去られることなく、一部のファンから熱烈な支持を受け続けています。Twitterでの発信を機に、再び音楽活動への関心が高まることが期待されます。

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