穂瑞沙羅華の課外活動

穂瑞沙羅華の課外活動

『穂瑞沙羅華の課外活動』は、機本伸司によるSF小説シリーズ。2002年に発表された『神様のパズル』の直接的な続編であり、角川春樹事務所（ハルキ文庫）から2009年から2017年にかけて全5作品が刊行されました。

シリーズ一覧

1. パズルの軌跡 （2009年）
2. 究極のドグマ （2011年）
3. 彼女の狂詩曲 （2013年）
4. 恋するタイムマシン（2016年）
5. 卒業のカノン（2017年）

また、本シリーズの前にはスピンオフ作品として『神様のパラドックス』（2008年）も発表されています。

各作品のあらすじ

パズルの軌跡

2029年春。『神様のパズル』後の世界。大学を卒業し就職した綿貫基一は、ベンチャー企業「ネオ・ピグマリオン」の社長・樋川から、量子コンピュータ開発者の穂瑞沙羅華への協力を依頼されます。失踪事件の捜索のため量子コンピュータの性能向上を必要としていた樋川は、沙羅華に協力を求めたのでした。沙羅華に再会したい綿貫は依頼を引き受けますが、普通の女子高生として生活する沙羅華は協力を拒否。しかし、綿貫に説得され、協力することになります。

登場人物

綿貫基一（わたぬき もとかず）: 本作の主人公。大学卒業後、地元企業に就職。沙羅華とはメル友だが、恋愛対象として見られていません。
穂瑞沙羅華（ほみず さらか）: 人工授精で生まれた天才児。高校では普通の女子高生を演じていますが、内心では現状に不満を感じています。
樋川晋吾（ひかわ しんご）: ベンチャー企業「ネオ・ピグマリオン」の社長。量子コンピュータの扱いに苦慮し、沙羅華の協力を得ようとします。
守下麻里（もりした まり）: 「ネオ・ピグマリオン」の社員。
ノアスの園: 無限加速器で完全な人間を目指す集団。
沙羅華の兄: 沙羅華の同父異母の兄。事件に関わっている疑いがあります。

究極のドグマ

綿貫と沙羅華は「ネオ・ピグマリオン」に入社。樋川は沙羅華に量子コンピュータでの実績を求めますが、沙羅華は未解決事件には目もくれず、老婆からの猫探しを引き受けます。

彼女の狂詩曲

巨大加速器むげんは、成果を出せずに事業仕分けの対象となります。沙羅華は仕分け回避のため、アイドルデビューするという作戦に協力します。

恋するタイムマシン

（あらすじ情報なし）

卒業のカノン

（あらすじ情報なし）

外部リンク

角川春樹事務所・書籍情報
パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動
究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動
彼女の狂詩曲 穂瑞沙羅華の課外活動
恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動
卒業のカノン 穂瑞沙羅華の課外活動

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