立川市立立川第九中学校

立川市立立川第九中学校

立川市立立川第九中学校（たちかわしりつ たちかわだいきゅうちゅうがっこう）は、東京都立川市若葉町三丁目に位置する公立の中学校です。この学校は地域に根ざした教育を行っており、創立から数十年の歴史を持っています。近年は少子高齢化の影響により生徒数が減少しており、かつて1000人以上だった生徒数が約300人にまで厳減しています。

制服

立川第九中学校では、制服が整えられており、男子と女子で若干の違いがあります。全体として白いYシャツをベースにした制服が着用されています。

夏服

男子は白Yシャツとズボン、女子は白Yシャツに加え、ベストを着用し、共に夏用のズボンやスカートを合わせます。

冬服

冬季には男女共にブレザーを着用します。男子は白Yシャツの上にブレザーを羽織り、ネクタイを締めます。一方女子は、白Yシャツに加え、ベストの上にブレザーを羽織り、リボンを着用します。また、セーターやベストを重ね着できるほか、通学時にオーバーやコートを着ることも許可されています。

ポロシャツ

ポロシャツは紺色と白色の2種類が用意されており、これも夏服に属します。

学校行事

立川第九中学校ではさまざまな行事が年間を通じて行われています。例年の行事には、4月の始業式や入学式、5月の音楽鑑賞教室、6月の体育大会、また毎学期の学力考査があります。これに加え、修学旅行や校内の音楽発表会、収穫祭なども実施され、地域との結びつきを強めています。

2020年と2021年には、新型コロナウイルスの影響により行事の内容や進行が変更されていましたが、新学期が始まるたびに生徒たちは新たな体験を積む機会が提供されています。

校内音楽学習発表会

この発表会はたましんRISURUホールで開催され、各学年ごとに設定された課題曲と自由曲を基にクラス対抗の合唱が行われます。第1学年では大澤徹訓の「Let's search for Tomorrow」、第2学年では久石譲の「旅立ちの時～Asian Dream Song～」、第3学年では佐藤眞による「土の歌」の終曲が歌われるなど、特別なプログラムが用意されています。

九中農園

さらに、立川第九中学校は独自の農園も持っており、1年生はここでさまざまな作物を育てます。地域の住民から借用している農園では、じゃがいもや人参、西瓜などを栽培し、この収穫物は毎年11月の収穫祭で豚汁として提供されます。

校歌と音頭

学校の歌として、まど・みちお作詞で金光威和雄作曲の校歌があります。この校歌は一般的な校歌とは異なる楽曲であり、独自の雰囲気を醸し出しています。また、収穫祭では「九中音頭」という音頭が歌われており、これもまた学校の特長の一つです。

部活動

立川第九中学校には運動部と文化部があり、運動部はサッカー、バスケットボール、バレー、硬式テニスなどがあります。一方、文化部では美術や吹奏楽、ペン習字などが活動しています。また、水泳や剣道などの地域団体による活動も盛んです。これにより、学生たちは多様な体験を経て成長することができます。

このように、立川市立立川第九中学校は地域社会と密接に連携しながら、生徒たちに多様な教育・体験を提供することを目指しています。

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