笑いが無理なら体張れ

番組概要

『笑いが無理なら体張れ』は、2019年3月から不定期で放送されたTBSテレビ系列のバラエティ番組です。この番組のユニークな点は、従来のコント番組とは異なり、芸人たちが体を張ったアトラクションを通じて観客を楽しませることにあります。芸人たちは約100秒の制限時間内に、ランダムに選ばれたスタジオの観客から笑顔を引き出さなければならず、その結果によって次の挑戦が決まります。

番組の形式

番組は2つの主要なブロックで構成されており、一つは「ネタブロック」、もう一つは「アトラクションブロック」です。

• - ネタブロックでは、芸人は笑顔を作り出すためにコントや漫才を行い、笑った人数がフルでカウントされます。ノルマを達成することでクリアとなり、次のアトラクションに進むことができます。
• - アトラクションブロックに移行すると、芸人たちは体を使った複雑な課題に挑戦しますが、ネタブロックで獲得した笑った人数は関係ありません。ここでの戦略は、いかに迅速に移行し、アトラクションを成功させるかにかかっています。

芸人は、任意のタイミングで「ネタブロック」から「アトラクションブロック」への切り替えを行うことができ、しかし逆戻りはできないため、思い切った判断が求められます。3つのステージすべてをクリアすることで、賞金30万円を獲得することが可能です。

エピソードの内容

各回にはさまざまなアトラクションがプレゼントされ、難易度も異なります。例えば、第1回目の放送では、
1. ネタブロックは10名の笑いを獲得することが求められました。
2. その後の「押し出せ！どすこいスモーレスラー」では、タレント日村の人形を押し出すというアトラクションが行われ、観客の笑顔を得るために奮闘します。
3. さらに進むと、3メートルの高さからロープを使ってマッシュルームヘアのセットに着地する挑戦が待っています。

第2回放送でも、本格的なアトラクションが続き、挑戦者は日村の巨大パネルから放たれる風に立ち向かうなど、過酷な試練に臨みます。特に、アツアツピンポンバスケットボールでは、熱湯の上で果敢にも挑戦する様子が観客を楽しませました。

出演者

司会はバナナマンの設楽統と日村勇紀が務め、進行役のアナウンサーは回ごとに異なります。多くの人気芸人が挑戦者として参加し、技やユーモアを駆使して各ブロックに挑んでいます。

特異なエピソード

第2回の放送では、ネルソンズがファイナルステージに挑戦中に、青山フォール勝ちが負傷するハプニングもありました。この出来事は収録されたまま放映され、彼はその後病院で治療を受けることになりました。

『笑いが無理なら体張れ』は、視覚的な驚きと思わず笑ってしまう切り口で、全く新しいスタイルのバラエティを提供した番組です。観客の笑顔を作り出すために、芸人たちが体を駆使し、リアルな挑戦を繰り広げる姿は、視聴者に大きな感動をもたらしました。

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