笑っていいとも!新春祭

笑っていいとも!新春祭 頭と体を使って選手権SP

『笑っていいとも!新春祭』は、フジテレビで放送された特別番組であり、2004年と2005年の年始に行われたイベントです。この番組は、全国的に知名度のある『森田一義アワー 笑っていいとも!』を元に構成されました。タイトルには『頭と体を使って選手権SP』が付けられており、主にゲストチームが競ってパフォーマンスを楽しむ形式で進行されました。

概要

この特番は、一般的なバラエティ番組とは異なり、出場したチーム同士が番組対抗形式で競い合いました。出演者は、新春に公開される新ドラマや番組のキャストを中心に構成され、チームはそれぞれ異なる作品から構成されました。特に、上位チームには倍率が設定され、その点数が賭けられる仕組みとなっていたため、参加者たちには緊張感と興奮をもたらしました。

出演者

総合司会は、著名なタレントである森田一義（タモリ）と中居正広（当時SMAP）が務めました。進行役は、フジテレビのアナウンサーである西山喜久恵が担当し、スタジオを盛り上げました。いいとも青年隊のメンバーであるイワンやジョンも参加し、賑やかな雰囲気を演出しました。

番組の内容

番組は様々なコーナーで構成され、特に「スリッパ卓球」や「ボウリング」など、体を使ったゲームが特徴です。スリッパ卓球では、スリッパを用いて卓球を行い、トーナメント戦によって勝者を決定します。この大会は、参加者たちの持つエネルギーを引き出す機会ともなっていました。また、「ニャニャニャミュージック」や「あるなしクイズ」などのコーナーもあり、チームの連携を活かして様々な挑戦に挑みました。

トピックス

初回の放送時には視聴率が20.7%を記録し、その反響の大きさが伺えます。また、タモリのユーモアあふれる掛け声や、時には失敗する場面もあり、彼の天然ぶりがファンに愛されました。ラストゲームとして行われた「ボウリング1ピン勝負」では、全チームが失敗し、意外な展開が視聴者の記憶に残りました。このような盛り上がりを受け、急遽サドンデスが実施され、最終的には『ファイアーボーイズ〜め組の大吾〜』が優勝を果たしました。

終焉とその後

2回にわたって放送された新春祭は、視聴率こそ良好であったものの、2005年の放送では前年を下回る結果となりました。このことが影響し、番組は2005年をもって終了してしまうこととなります。その後は、番組形式を継承しつつも内容をリニューアルして新たな番組が立ち上がることとなりました。

『笑っていいとも!新春祭』は、これまでのバラエティ番組とは一線を画し、新年を祝う特別なイベントとして、多くの視聴者に楽しませた番組のひとつとして記憶されています。

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