笛吹市消防本部

笛吹市消防本部の概要

笛吹市消防本部（ふえふきししょうぼうほんぶ）は、山梨県笛吹市に所在する消防部局です。この消防本部は、笛吹市全域を管轄しており、地域の安全を守るために日々活動しています。

基本情報

• - 消防本部所在地: 山梨県笛吹市石和町下平井204
• - 管内面積: 201.92平方キロメートル
• - 職員数: 99名
• - 消防署数: 1カ所（本署）、出張所2カ所

主力機械としては、普通消防ポンプ自動車が5台、大型水槽付消防ポンプ自動車が1台、はしご付消防自動車が1台、指揮車が1台、電源・照明車が1台、広報車が3台、資機材搬送車が1台、救助工作車が1台、救急自動車が5台、その他の車両が3台整備されています。これらの車両を駆使し、迅速で効果的な消防活動を展開しています。

沿革

笛吹市消防本部の歴史は1971年に始まります。3月18日に東八消防組合が設立され、その後4月1日に石和町内に東八消防本部および東八消防署が開設されました。最初の職員数は8名で、設備も限られたものでしたが、地域の安全を守るため活動を開始しました。

1972年には新庁舎へ移転し、職員数を29名に増やし本格的な消防業務に着手。1975年には中道出張所及び東部出張所が設けられ、消防体制が強化されていきます。1983年には東八消防組合が解散し、新たに東八代広域行政事務組合が設立され、笛吹市消防本部に改組される流れとなりました。

2004年には笛吹市が設立され、これに伴い消防本部の体制も見直されました。特に注目すべきは、2006年に地域の合併が進み、東八消防本部が笛吹市消防本部へと改称されたことです。これにより、組織の統合が進み、消防力が一層強化されました。

新庁舎や訓練塔の完成は2005年に実現し、さらに2018年には東部出張所と西部出張所が新設されるなど、地域における消防活動の基盤が整っています。このように、笛吹市消防本部は歴史的背景を持ちつつ、常に進化を続ける消防機関です。

組織

現在の消防本部は、管理課、消防課、予防課、指令課の4つの部門で構成されています。また、消防署内でも警防救助担当、救急担当、予防担当といった専門的な部署に分かれ、効率的な業務運営が行われています。

将来的にも、笛吹市消防本部は地域住民の安心・安全を提供するために全力を尽くし、消防技術の向上や災害時の迅速な対応が期待されます。地域に根ざした充実した消防サービスを提供し続けるこの組織は、今後も繁栄していくことでしょう。

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