笠井駿

笠井 駿(かさい しゅん)



笠井駿は、1995年4月20日に東京都に生まれた元プロ野球選手です。内野手および外野手として活躍し、右投右打のスタイルで知られています。プロとしては育成選手としての経歴を持ちます。

経歴


笠井は中学時代、武蔵府中シニアで野球を始めました。その後、国士舘高等学校に進学するも甲子園出場には恵まれませんでした。しかし、高校卒業後は東北福祉大学に進学し、同大学の硬式野球部に入部しました。

大学では仙台六大学野球連盟に加盟し、彼の在籍していた3年次には第65回全日本大学野球選手権大会に、4年次には第66回全日本大学野球選手権大会に出場。チームとしての成功に寄与し、彼自身も成長を遂げました。

2017年10月26日、プロ野球ドラフト会議にて読売ジャイアンツから育成選手として3位指名を受け、プロ入りを果たします。ジャイアンツで背番号004を背負い、2018年から2020年まで在籍しましたが、一軍公式戦の出場は残念ながらありませんでした。

2020年11月2日には戦力外通告を受け、その後の2021年からはジャイアンツアカデミーのコーチに就任し、次世代の選手たちの育成に貢献しています。

人物・プレースタイル


笠井は50メートル走を5秒7で駆け抜ける俊足と、110メートルの遠投を可能にする強肩を持つ外野手です。送球の正確さや守備力の高さも評価されています。彼が東京都で育ったことも影響し、両親は読売ジャイアンツの熱烈なファンであり、小学生時代には両親と共に東京ドームで観戦することもありました。

また、彼が目標とする選手は鈴木誠也であり、その存在は小学校、中学校、高校での対戦経験を通じて強く記憶に残っているようです。

詳細情報


  • - 年度別打撃成績: 一軍公式戦の出場はなし
  • - 背番号: 004（2018年 - 2020年）

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