第10回日本フットボールリーグ

第10回日本フットボールリーグ概要

第10回日本フットボールリーグ（JFL）は、2008年3月16日から11月30日までの間に開催されました。リーグ戦には18チームが参加し、優勝したのはHonda FCで、これによりHonda FCは旧JFLを含めて通算5回目の優勝を達成しました。

構成チーム

このシーズンには新たに昇格したいくつかのクラブがあります。ファジアーノ岡山、ニューウェーブ北九州、MIOびわこ草津は前年の全国地域リーグ決勝大会からの昇格組です。また、YKK APとアローズ北陸が合併して新たにカターレ富山として参加しました。チームの構成は多様で、地域に根ざしたクラブが参加しています。

リーグ規則と試合形式

リーグは年間2回戦総当たりで行い、各チームは34試合を戦います。この期間中、全306試合が実施され、順位は勝ち点によって決定されます。試合は前後半90分で行われ、結果が引き分けだった場合は各チームに勝ち点1が与えられます。勝利したチームには勝ち点3が与えられ、敗北したチームには勝ち点は与えられません。

天皇杯への出場権は前期の順位に基づいて付与され、年間順位が4位以上の準加盟クラブはJリーグへの加盟資格を得ます。一方で、最下位チームは地域リーグへ自動降格し、全国地域リーグ決勝大会の上位チームはJFLに昇格する仕組みになっています。16位は地域リーグとの入れ替え戦が行われるほか、Jリーグに加盟するチーム数によっても状況が変動します。

特賞と記録

試合ごとの勝利チームには賞金が支給され、年間を通じて得点王や優秀レフェリー賞など、個々の活躍を称える表彰が行われます。2008年度の得点ランキングやベスト11には選手の奮闘が反映されています。

Jリーグへの昇格

2008年12月1日に行われたJリーグ臨時理事会では、栃木SC、カターレ富山、ファジアーノ岡山の3チームがJリーグ加盟を承認されることが決定しました。これにより、リーグの競争がより一層厳しくなります。

昇格新規レギュレーション

3チームがJリーグに加盟した結果、JFLと地域リーグ間の昇降格のレギュレーションが見直され、全国地域サッカーリーグ決勝大会の上位チームがJFLに自動昇格することとなりました。[FC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎、ホンダロックが新たに昇格しました。]

海外遠征

さらに、リーグ創立10周年を記念して、2008年9月22日から27日にかけてタイのバンコクで海外遠征が実施されました。これは2004年シーズン以来のことです。

このように第10回日本フットボールリーグは、盛りだくさんの内容で構成されており、参加したクラブや選手たちにとっても意義深いシーズンとなりました。

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