第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、令和2年度全国高等学校総合体育大会を兼ねて、2020年12月27日から2021年1月9日までの間に東大阪市の花園ラグビー場および多目的広場で開催されました。この大会は、記念すべき節目の大会であり、例年よりも多くの63校が参加しました。

参加チームと予選

今大会の参加校は、各都道府県の予選で選出された優秀な高校が集まり、各県のブロック大会からの出場チームも含まれています。例年の51校から12校が増え、各都道府県の2位校がブロック大会を経て出場権を獲得しました。特に愛知県、埼玉県、福岡県などの地域では過去10大会での参加校が多かったため、これらの県には2校が増枠されました。残念ながら、コロナウイルスの影響で予選が実施できなかった場合には、高体連ラグビー専門部による推薦も考慮されていましたが、最終的には一切の例外は発生しませんでした。

試合形式

試合は、1回戦のみ25分ハーフとし、それ以降は通常通り30分ハーフで行われました。この変更は、新型コロナウイルスの影響による特別措置として設けられました。大会中には開会式や「U18花園女子15人制」、さらには「U18合同チーム東西対抗戦」が中止となり、また全試合が無観客での開催となりました。

ハイライトとなる試合

特に注目された試合の一つは、準々決勝第4試合の東福岡対東海大大阪仰星戦です。この試合では、ロスタイムが18分にも及ぶ死闘が繰り広げられ、最終的には引き分けとなり、抽選によって東福岡が準決勝へと進出する結果となりました。このようなドラマが繰り広げられるのが、高校ラグビーの魅力でもあります。

大会の日程

大会の日程は以下の通りです。

• - 12月5日 - 組み合わせ抽選会
• - 12月27日・28日 - 1回戦
• - 12月30日 - 2回戦
• - 1月1日 - 3回戦
• - 1月3日 - 準々決勝
• - 1月5日 - 準決勝
• - 1月9日 - 決勝

まとめ

第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、特別な意味を持つ大会として、数々の感動的な試合が展開されました。無観客の中で行われた試合は、選手たちにとって非常に厳しい環境でもありましたが、その中でのチームの絆や個々の努力が光りました。この大会が高校ラグビーの未来に向けて悪影響を及ぼさないことを願っています。

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