第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会

第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会

「天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」は、日本のバスケットボール界で最も格式の高い大会であり、本大会は記念すべき第100回として、2024年9月14日から2025年3月15日まで開催されました。公益財団法人日本バスケットボール協会（JBA）が主催し、共同通信社やその加盟新聞社との共催、JBA、各都道府県協会、Bクラブによる主管のもと運営されています。

この大会は、プロリーグであるB.LEAGUEに所属するB1、B2、B3の各チームに加え、全国各都道府県の代表チームが出場し、異なるカテゴリーのチームが日本一を目指して争う、国内唯一のオープン大会形式をとっています。合計102チームが参加し、約半年間にわたるノックアウト方式のトーナメントを戦い抜きます。

大会は段階的に進行し、多くの会場を経由しながら強豪チームが絞り込まれていきます。

1次ラウンド
日程：2024年9月14日、15日
会場：日環アリーナ栃木（栃木）、津市産業・スポーツセンター (サオリーナ)（三重）、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)（広島）の3会場
参加チーム：47チーム（各都道府県代表）
都道府県代表チームが全国3ブロックに分かれて対戦し、次のステージへの進出を目指します。

2次ラウンド
日程：2024年9月21日 - 23日
会場：全国8ヶ所（秋田、栃木、群馬、富山、石川、広島、徳島、大分）の体育館
参加チーム：60チーム（B1リーグ前年度3位以下、B2リーグ全チーム、B3リーグ全チーム、1次ラウンド突破7チーム）
プロリーグの下部カテゴリーチームと1次ラウンドを勝ち上がったアマチュアチームが加わり、戦いの規模が拡大します。

3次ラウンド以降
2次ラウンドを突破したチームに、B1リーグの上位チームが合流し、さらにレベルの高い戦いが展開されます。

3次ラウンド
日程：2024年12月4日
会場：3次ラウンド進出B1上位クラブのホームアリーナなど
参加チーム：8チーム（2次ラウンド突破）

クォーターファイナル
日程：2025年1月10日
会場：クォーターファイナル進出B1上位クラブのホームアリーナなど
参加チーム：4チーム（3次ラウンド突破）

セミファイナル
日程：2025年2月5日
会場：2023-24シーズンB1リーグ1位、2位チーム（広島ドラゴンフライズ、琉球ゴールデンキングス）のホームエリア内アリーナ
参加チーム：4チーム（B1リーグ前年度1位・2位、クォーターファイナル突破2チーム）

* ファイナル（決勝）
日程：2025年3月15日
会場：国立代々木競技場 第一体育館（東京都渋谷区）
参加チーム：2チーム（セミファイナル突破）

協賛にはモルテンなどが名を連ね、多くの関係者の尽力により大会は支えられています。後援は開催時点では未定となっていました。

全国各地のバスケットボールファンが注目するこの大会は、プロとアマチュアの垣根を越えた真剣勝負が生み出すドラマが魅力であり、第100回の節目として、新たな歴史が刻まれることとなりました。大会の進行に伴い、各試合の結果や、活躍した選手に贈られる個人賞が順次決定されます。

日本バスケットボール界の年間王者を決定する天皇杯は、その権威と歴史をもって、多くのチームや選手の目標であり続けています。

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