1982年
3月24日から28日まで、東京の代々木体育館別館では、全国高等学校
バスケットボール選抜優勝大会が行われました。この大会は、各地区予選を勝ち抜いた高校
バスケットボールチームが集まり、その腕前を競う重要なイベントです。
出場校と試合結果
この大会では、男子と女子それぞれの部門において、選ばれた強豪校が参加しました。以下では、男子と女子の試合結果を詳しく見ていきます。
男子
1回戦
特定の試合結果は記載されていませんが、多くのチームが激しい戦いを繰り広げました。
2回戦
ここでも、参加校の強さが顕著に現れ、勝ち上がったチームが次のラウンドへ進むこととなりました。
準々決勝
- - 相模工業大学附属 89 - 80 福岡大学附属大濠
- - 能代工業 91 - 70 専修大学附属
- - 名古屋電気 73 - 62 京北
- - 日本大学山形 64 - 60 興誠(OT)
準々決勝では、接戦が多く見られ、その中でも日本大学山形の延長戦を制した試合が印象的でした。
準決勝
- - 日本大学山形 77 - 59 名古屋電気
- - 能代工業 79 - 74 相模工業大学附属
準決勝では、両試合ともに観衆を沸かせる内容となりました。日本大学山形が名古屋電気に対して見せたリードを守り抜くプレーが光りました。
3位決定戦
激しい争いの中、相模工業大学附属が名古屋電気を相手に3位を獲得しました。
決勝
決勝戦は日本大学山形が能代工業を相手にし、79対69で勝利を収め、栄冠を手にしました。
女子
1回戦
男子同様、女子も他の試合結果は記載されていませんが、白熱した試合が展開されたことでしょう。
2回戦
続くラウンドでも、各チームが持ち味を発揮。
準々決勝
- - 夙川学院 66 - 56 市立沼津
- - 明星学園 68 - 45 星城
- - 市邨学園 85 - 52 樟蔭東
- - 昭和学院 96 - 54 中村学園女子
女子準々決勝では、強豪校がしっかりと勝利を収め、実力を証明しました。特に、昭和学院の圧倒的なスコアが目立ちました。
準決勝
- - 市邨学園 80 - 58 夙川学院
- - 昭和学院 51 - 42 明星学園
両試合とも高い緊張感が伴い、市邨学園と昭和学院が決勝進出を果たしました。
3位決定戦
この試合でも夙川学院が勝利を収め、3位となりました。
決勝
見事な戦いで昭和学院が優勝を手にしました。
大会ベスト5
大会で特に優れた選手が選ばれました。
男子
- - 植松哲也(日本大学山形)
- - 後藤仁(日本大学山形)
- - 進藤実(能代工業)
- - 木村和宏(能代工業)
- - 大原則之(相模工業大学附属)
女子
- - 松浦淳子(昭和学院)
- - 林昭子(昭和学院)
- - 野倉陽子(市邨学園)
- - 永田明子(市邨学園)
- - 山城定子(夙川学院)
この記憶に残る大会は、若きアスリートたちの成長と未来を期待させる素晴らしい瞬間を提供しました。多くのファンにとっても忘れられないイベントとなったに違いありません。大会の記録は、1982年3月の朝日新聞縮刷版にも収められています。