第12回日本ミックスダブルスカーリング選手権大会

第12回日本ミックスダブルスカーリング選手権大会

2019年3月12日から17日にかけて、長野県軽井沢町の軽井沢アイスパークで第12回日本ミックスダブルスカーリング選手権大会が開催されました。本大会は、日本カーリング界におけるミックスダブルスの頂点を決める重要な大会であり、世界選手権への出場権も懸かっています。

大会概要と結果

今大会は、準優勝チームの出場辞退という事態があり、強化委員会推薦チーム4チームを含む計21チームが参加しました。出場チームは、前年度優勝チーム、強化委員会推薦チーム、そして北海道、東北、関東、中部、西日本の各ブロック予選を勝ち抜いたチームで構成されています。

激しい戦いを経て、藤澤五月選手と山口剛史選手ペアが2年連続2回目の優勝という偉業を達成しました。この優勝により、彼らは2019年4月、ノルウェーのスタヴァンゲルで開催される世界ミックスダブルスカーリング選手権大会への出場権を獲得しました。

大会形式

大会は大きく分けてラウンドロビンと決勝トーナメントの2部構成で行われました。

ラウンドロビンでは、21チームが3つのブロックに分けられ、各ブロックでリーグ戦が行われました。各ブロックの上位2チームと、DSC（Draw Shot Challenge）成績上位の3位チームが決勝トーナメントに進出しました。DSC成績下位2チームによるプレーオフ勝者も決勝トーナメントに進出、計8チームによるトーナメント戦となりました。ラウンドロビンの順位決定は、勝率、直接対決の結果、そしてDSCの成績順で行われました。

決勝トーナメントは、準々決勝、準決勝、3位決定戦、そして決勝戦の4段階で争われました。白熱した試合が繰り広げられ、最終的に藤澤山口ペアが頂点に輝きました。

参加チームと順位

本記事では、全ての参加チームと詳細な順位表を掲載することはできませんが、各ブロックの激戦の様子や、決勝トーナメントでの接戦の様子は、大会公式記録や関係各所の報道等で確認できます。

大会への影響

この大会は、日本カーリング界におけるミックスダブルスのレベル向上に大きく貢献しました。特に、世界選手権出場を懸けた戦いであることから、選手たちは高いモチベーションで臨み、高度な戦略と技術を駆使した試合を展開しました。

また、この大会を通じて、多くの観客がカーリングの魅力に触れ、競技の普及にも繋がったと考えられます。軽井沢アイスパークという素晴らしい会場で開催されたことも、大会の成功に大きく寄与したと言えるでしょう。

今後の展望

藤澤山口ペアの世界選手権での活躍に期待がかかります。彼らが培ってきた経験と技術を活かし、世界の強豪と渡り合う姿に、日本のカーリングファンは大きな期待を寄せています。今後の日本カーリング界の発展のためにも、この大会での経験が大きな力となることでしょう。

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