第14回全国大学ラグビーフットボール選手権大会

第14回全国大学ラグビーフットボール選手権大会

大会概要と日程

学生ラグビー界における最高峰の戦いである全国大学ラグビーフットボール選手権大会の第14回大会は、1977年から1978年にかけて開催されました。具体的には、1977年12月17日に始まり、年が明けた1978年1月4日の決勝戦で幕を閉じました。この節目の大会において、明治大学が2年ぶり、そして通算3度目となる栄冠を掴みました。全国各地の厳しい予選を勝ち抜いた全8チームが参加し、大学日本一の称号を賭けてトーナメント方式で競い合いました。

大会の主要な日程は以下の通り定められていました。
1回戦：1977年12月17日、12月18日
準決勝：1978年1月2日
決勝：1978年1月4日

試合会場

今大会では、複数の歴史あるラグビー場が試合会場として使用されました。
国立競技場：大会のクライマックスである決勝戦は、日本の主要なスポーツイベントの舞台として知られる国立競技場で行われました。
秩父宮ラグビー場：東京都心にあるラグビー専用スタジアムである秩父宮ラグビー場では、準決勝の全試合と、1回戦の一部が開催されました。
花園ラグビー場：大阪府東大阪市に位置し、「ラグビーの聖地」とも称される花園ラグビー場でも、1回戦の一部が実施され、関西地域のファンに多くの感動を与えました。

出場チーム

全国の大学ラグビー界を代表する8チームが、地区予選を突破して本大会への出場権を獲得しました。出場校は以下の通りです。

関東地区
関東大学対抗戦グループからは、リーグ戦を無敗で制した明治大学が8年連続8回目の出場。2位には慶應義塾大学（6年連続9回目）、そして4位ながら出場権を得た日本体育大学が3年ぶり6回目の出場となりました。
関東大学リーグ戦グループからは、リーグ戦で好成績を収めた専修大学が、前回大会から4年ぶりとなる2回目の出場を果たしました。
関西地区
関西大学リーグからは、リーグ戦をトップで終えた同志社大学（4年連続13回目）と、2位の天理大学（9年連続11回目）が出場。さらに、関西地区第3代表として中京大学が3年連続7回目の出場となりました。
九州地区
九州代表としては、地区予選を勝ち上がった福岡工業大学が4年連続10回目の出場となりました。

各チームは、それぞれの地区リーグや代表決定戦を勝ち抜いて全国大会に駒を進め、栄光を目指しました。

大会経過と結果

12月中旬に始まった1回戦を皮切りに、各会場で熱戦が展開されました。年明けの1月2日には準決勝が行われ、決勝へと進む2チームが決定。そして、1978年1月4日に国立競技場で開催された決勝戦で、第14回大会の優勝チームが決定しました。

激しい戦いを制し、見事に優勝を飾ったのは明治大学です。明治大学は、この大会で2年ぶり、そして通算3度目となる全国制覇を成し遂げました。

なお、今大会では、準決勝で敗れたチーム同士による3位決定戦は行われませんでした。記録として残されたのは、優勝チームと準優勝チームの結果のみです。

関連情報

全国大学ラグビーフットボール選手権大会 - 本大会を含む、大学ラグビーの全国選手権全体に関する項目です。

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