1984年3月26日から30日の間、代々木体育館別館にて第14回全国高等学校
バスケットボール選抜優勝大会が行われました。全国各地から選ばれた高校
バスケットボールチームが一堂に会し、熱戦を繰り広げました。この大会は、選手たちにとって技術を磨く絶好の機会であり、未来のスター選手を見出す場でもあります。
出場校
大会には男子と女子の部に分かれ、全国から多くの高校が参加しました。これにより、地域を超えた競い合いが生まれ、
バスケットボールの熱気に包まれました。選手たちは日頃の練習の成果を発揮すべく、全力で臨みました。
試合結果
男子
1回戦
試合結果は多様で、選手たちの成長やチームの力が見えました。続いて2回戦、そして準々決勝が行われ、残るチームが絞られていきました。
準々決勝
- - 能代工業 103 - 59 岐阜農林
- - 埼玉栄 62 - 60 修猷館
- - 京北 65 - 53 土浦日本大学
- - 福岡大学附属大濠 70 - 69 東海大学付属浦安
これらの試合は非常に接戦が多く、観客を魅了しました。特に埼玉栄と修猷館の試合は最後まで目が離せない展開で、息を呑むような瞬間が続きました。
準決勝
- - 能代工業 99 - 69 福岡大学附属大濠
- - 京北 78 - 69 埼玉栄
3位決定戦
決勝
京北が見事なパフォーマンスを見せ、優勝を果たしました。
女子
1回戦
男子と同様、女子の部でも選手たちの潜在能力が発揮されました。
準々決勝
- - 東京成徳短期大学附属 112 - 79 札幌香蘭女子学園
- - 甲子園学院 64 - 48 東亜学園
- - 昭和学院 103 - 62 熊本女子
- - 湯沢北 47 - 46 浜松市立
特に東京成徳短期大学附属が際立った強さを示しました。
準決勝
- - 昭和学院 88 - 86 東京成徳短期大学附属
- - 甲子園学院 76 - 54 湯沢北
3位決定戦
決勝
昭和学院が拮抗した試合を制し、優勝を飾りました。
大会ベスト5
男子
- - 勝田雄一郎 (京北)
- - 窪田英明 (京北)
- - 清水正雄 (京北)
- - 進藤一秋 (能代工業)
- - 喜多剛寛 (福岡大学附属大濠)
女子
- - 黒崎麻衣子 (昭和学院)
- - 中沢智子 (昭和学院)
- - 西川あゆみ (甲子園学院)
- - 金光伸恵 (甲子園学院)
- - 黒田麻由美 (東京成徳短期大学附属)
この大会で選ばれたベスト5は、各チームの主力選手であり、今後の成長が期待される顔ぶれです。
参考文献
朝日新聞縮刷版
1984年3月の情報をもとに、強豪校の活躍や試合結果、選手の成績をまとめました。