第15回全国中等学校蹴球選手権大会

第15回全国中等学校蹴球選手権大会の概要

1933年1月に、大阪毎日新聞の主催により、南甲子園運動場にて行われた第15回全国中等学校蹴球選手権大会は、日本の中等学校サッカーの重要なイベントの一つです。この大会には、全国から選抜された学校が参加し、若きサッカープレーヤーたちの熱戦が繰り広げられました。

参加チーム

大会には、計10校がエントリーしました。その中には、過去の大会でも活躍した学校が多数含まれており、サッカーに対する情熱の高さがうかがえます。以下に参加校の一覧を示します。

• - 函館師範（北海道） - 2年ぶりの出場
• - 宮城師範（宮城） - 2年連続の出場
• - 埼玉師範（埼玉） - 2年連続の出場
• - 青山師範（東京） - 3年連続で4回目の出場
• - 富山師範（富山） - 6年連続で出場
• - 愛知一師範（愛知） - 5年連続で6回目の出場
• - 京都師範（京都） - 4年連続で14回目の出場
• - 天王寺師範（大阪） - 9年ぶりの出場
• - 神戸一中（兵庫） - 3年ぶりで10回目の出場
• - 修道中（広島） - 初出場
• - 松山中（愛媛） - 初出場
• - 熊本一師範（熊本） - 初出場

試合結果

1回戦

初戦は非常に白熱した試合となりました。天王寺師範は函館師範に対し延長戦の末に勝利を収めました。また、神戸一中は埼玉師範を圧倒し、4-0で勝ち上がりました。熊本一師範も松山中を5-0で下し、見事な勝利を収めました。一方、愛知一師範は富山師範を3-1で破り、次のラウンドへの切符を手にしました。

準々決勝

準々決勝では、青山師範が修道中を3-1で下し、強豪の京都師範は宮城師範に対して9-1という大差で勝利。愛知一師範は熊本一師範相手に2-1で勝ち、神戸一中は天王寺師範を相手に10-1の圧勝を収めました。

準決勝

準決勝では、神戸一中が愛知一師範を3-0で切り裂き、青山師範が京都師範を2-1で下しました。両チームは決勝進出を果たし、期待が高まりました。

決勝

決勝戦では、神戸一中と青山師範が対戦しました。神戸一中は2-1のスコアで青山師範に勝利し、見事に優勝を果たしました。これにより、神戸一中は大会の歴史に新たな足跡を刻むこととなりました。

まとめ

本大会は、未来に期待される若きサッカープレーヤーたちの成長を感じさせる素晴らしいイベントでした。参加校の熱戦は多くの観客を魅了し、サッカーに対する情熱を再確認させてくれるものでした。今後もこのような大会が続くことを期待しています。

もう一度検索