第17回全日本都市対抗バレーボール優勝大会
第17回全日本都市対抗バレーボール優勝大会
第17回全日本都市対抗バレーボール優勝大会は、1968年4月26日から5月1日にかけて大阪府立体育館で開催されました。この大会は日本のバレーボール界において重要な位置を占めており、特にこの回では初めて外国の招待チームが参加した点が注目されました。韓国と中華民国のチームが男子および女子部門に名を連ね、国際色豊かな大会として新たな歴史を刻んだのです。
大会概要
大会のフォーマットはトーナメント方式で行われ、参加チームは2つのトーナメントに分かれます。第1次トーナメントで1敗したチームは第2次トーナメントへ進むことができ、2敗した時点でチームは大会から脱落します。この完全敗者復活戦（ダブルトーナメント）方式により、どのチームも優勝のチャンスを持ちながら熱戦を繰り広げました。最終的には第1次トーナメントと第2次トーナメントのそれぞれの勝者が対戦し、エキストラマッチによって優勝チームが決まる仕組みです。
男子チームの出場と戦績
男子部門においては、参加チームの数は20チームで、厳しい戦いが続きました。第1次トーナメントでは、各チームがトーナメントに出場し、1回戦から順に勝ち進む必要がありました。準決勝を経て、決勝戦に進出したチームが覇者を決定します。
一方で、敗者復活の機会を得たチームは第2次トーナメントに参加し、上位の順位を目指しました。このトーナメント形式は観客を熱狂させ、選手たちにとってもさらにやりがいのある舞台となっていました。
女子チームの出場と戦績
女子部門も同様に、大会には16チームが参加しました。男子と同じく、1回戦から始まるトーナメントが行われ、準決勝、決勝へと進んでいきました。女子チームもまた、国際的な色彩を持つバレーボール大会においてしっかりと勝負を繰り広げました。
最終順位
大会の最終順位は、男子部門と女子部門それぞれにおいて異なりますが、各トーナメントでの戦闘力が試され、選手たちの力が存分に発揮されました。特に、男子部門では日本鋼管が第2次トーナメントからの勝者となり、最終試合での再試合が行われました。このように、激戦を繰り広げた大会は参加者だけでなく、観客にとっても記憶に残るイベントとなったことでしょう。
結論
この第17回全日本都市対抗バレーボール優勝大会は、ただのスポーツイベントという枠を超え、国際交流の舞台となり、 バレーボールの魅力を広める重要な機会となりました。次回の大会でもさらなる進化を遂げていくことでしょう。
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