第18期棋王戦

第18期棋王戦は、1992年2月5日から1993年3月26日にかけて行われた将棋のタイトル戦です。この戦いでは、羽生善治棋王が谷川浩司二冠を挑戦者として迎え、五番勝負を繰り広げました。

五番勝負の結果

五番勝負は、羽生善治棋王が3勝2敗で谷川浩司二冠を破り、見事タイトルを防衛しました。これにより、羽生棋王は3期連続3期目の棋王位獲得という偉業を達成しました。

挑戦者決定トーナメント

挑戦者を決定するためのトーナメントは、勝者組と敗者復活戦に分かれて行われました。全勝進出者にはアドバンテージが付与されるルールとなっていました。

トーナメント方式の変更点

今期から、敗者復活戦への進出条件が変更されました。前期までは準々決勝の敗者が敗者復活戦に進出できましたが、今期からは準決勝の敗者が敗者復活戦に回るという方式に変更されています。

予選

本戦に出場するための予選も、多数の棋士が参加して行われました。激戦を勝ち抜いた棋士たちが、本戦での熱い戦いを繰り広げました。

第18期棋王戦は、羽生善治棋王の強さを示すとともに、新たなトーナメント方式の導入など、将棋界にとっても重要なターニングポイントとなった戦いでした。この棋王戦を通して、羽生善治は棋界のトップ棋士としての地位を確固たるものにしました。


外部リンク
棋王戦：日本将棋連盟
将棋年鑑

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