第19回全国大学ラグビーフットボール選手権大会

第19回全国大学ラグビーフットボール選手権大会

大学ラグビーの日本一を決める権威ある大会、全国大学ラグビーフットボール選手権大会。その第19回大会は、1982年の終わりから1983年の初めにかけて開催されました。具体的には、1982年12月18日に開幕し、翌1983年1月9日に決勝戦を迎える日程で進行しました。

この記念すべき大会で、栄えある優勝旗を手にしたのは同志社大学です。同大学にとっては、これが2年ぶりとなる優勝であり、通算2度目の全国制覇達成となりました。

大会概要と形式

第19回大会は、全国から選抜された強豪8大学によるトーナメント方式で争われました。勝ち抜き方式で順位を決定し、惜しくも準決勝で敗れたチームのための3位決定戦は行われませんでした。

大会の主要な舞台となったのは、決勝戦と準決勝が開催された国立競技場（当時）。聖地とも称されるこの場所で、多くのドラマが生まれました。また、大会序盤の1回戦は、関西のラグビーの拠点である花園ラグビー場と、九州の平和台競技場の二つの会場で行われ、全国各地で熱戦が繰り広げられました。

出場大学

全国各地区の予選を勝ち抜いた以下の8大学が、第19回大会に出場し、大学ラグビーの頂点を目指しました。

関東大学対抗戦
早稲田大学（1位通過、2年連続17回目の出場）
慶應義塾大学（2位通過、3年連続13回目の出場）
明治大学（3位通過、13年連続13回目の出場）
日本体育大学（4位通過、3年ぶり9回目の出場）

関西大学リーグ
同志社大学（1位通過、9年連続18回目の出場）
大阪体育大学（2位通過、2年連続2回目の出場）
京都産業大学（3位通過、記念すべき初出場）

九州代表
* 福岡工業大学（代表決定戦を勝ち抜き、2年ぶり14回目の出場）

伝統ある強豪校に加え、勢いのあるチーム、そして初出場の京都産業大学も加わり、バラエティ豊かな顔ぶれとなりました。

大会の歩み

大会は1982年12月18日・19日の1回戦で幕を開けました。各地で行われた熱戦を経て、ベスト4が出揃いました。年が明けた1983年1月3日には、準決勝が国立競技場で開催され、決勝へ進む2チームが決定しました。そして、1月9日に行われた決勝戦で、全てのドラマが完結しました。

激しいノックアウトステージを勝ち上がり、決勝戦に駒を進めたのは同志社大学でした。ライバルとの激闘を制し、栄光の舞台へ。そして、国立競技場で行われた決勝戦で最高のパフォーマンスを発揮し、見事に勝利を収めました。

同志社大学、2度目の栄冠

第19回大会の覇者となったのは、関西の強豪である同志社大学です。彼らは安定した戦いぶりでトーナメントを勝ち上がり、決勝でもその実力を遺憾なく発揮。これにより、同志社大学は2年ぶり、そしてチーム史上2度目となる全国大学ラグビーフットボール選手権大会での優勝を果たしました。

この優勝は、同志社大学ラグビー部の輝かしい歴史に新たな一ページを加え、当時の大学ラグビー界における彼らの強さを改めて印象付ける出来事となりました。

関連事項

本大会は、日本の大学ラグビー最高峰の大会である「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の長い歴史における重要な一節を飾る大会です。この大会を通じて、多くの若きラガーマンたちが、国立競技場をはじめとする各地のグラウンドで情熱的なプレーを披露し、観る者に感動を与えました。

（注：本記述は入力情報に基づいています。個別の試合スコアや内容、選手に関する詳細は含まれておりません。）

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