第21回全国中等学校蹴球選手権大会

第21回全国中等学校蹴球選手権大会

1940年1月、大阪毎日新聞の主催により「第21回全国中等学校蹴球選手権大会」が南甲子園運動場で行われました。この大会は、日本全国の中等学校から集まったチームが競い合う重要なスポーツイベントでした。

参加チーム

大会には多くの学校が参加し、初出場の学校も含まれていました。以下は参加したチームのリストです:

• - 札幌師範（北海道・初出場）
• - 東北学院中（宮城・2年連続2回目）
• - 埼玉師範（埼玉・4年連続7回目）
• - 青山師範（東京・6年ぶり6回目）
• - 湘南中（神奈川・2年ぶり2回目）
• - 富山師範（富山・5年連続12回目）
• - 愛知商（愛知・2年連続2回目）
• - 聖峯中（京都・初出場）
• - 明星商（大阪・3年連続13回目）
• - 神戸一中（兵庫・3年連続14回目）
• - 広島一中（広島・5年連続11回目）
• - 高松中（香川・3年ぶり2回目）
• - 瓊浦中（長崎・初出場）
• - 熊本商（熊本・初出場）
• - 培材中（朝鮮・初出場）
• - 台北一中（台湾・初出場）

このように多様な参加チームが揃い、それぞれの地域から選ばれた選手たちが、全国の舞台でその技術を披露しました。

試合結果

1回戦では、各チームが熱戦を繰り広げました。主な試合結果は以下の通りです:

• - 広島一中 7 - 0 富山師範
• - 台北一中 3 - 0 東北学院中
• - 神戸一中 2 - 1 愛知商（延長戦）
• - 札幌師範 9 - 0 熊本商
• - 湘南中 5 - 0 高松中
• - 聖峰中 5 - 0 瓊浦中
• - 埼玉師範 4 - 3 明星商
• - 青山師範 (棄権) 培材中

準々決勝では、特に注目すべき試合が展開されました:

• - 広島一中 7 - 0 台北一中
• - 札幌師範 3 - 2 神戸一中
• - 湘南中 4 - 2 青山師範
• - 聖峰中 3 - 1 埼玉師範

準決勝では、競技が一段と白熱しました。最終的な対戦結果は:

• - 広島一中 3 - 1 札幌師範（延長戦）
• - 聖峰中 2 - 2 湘南中（延長・抽選）

そして、決勝戦では広島一中が聖峰中に勝利し、3 - 0で栄冠を手にしました。

まとめ

第21回全国中等学校蹴球選手権大会は、参加校の多彩さと熱戦によって、多くの観客を魅了しました。特に、広島一中の強さが際立つ結果となり、観客はそのプレーに感銘を受けました。この大会はその後の日本の中学校サッカーにおいても重要な位置を占めることとなるでしょう。

関連項目としては、全国高等学校サッカー選手権大会や高校サッカーがあり、これらのイベントも全国的な盛り上がりを見せています。

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