第29回日本カーリング選手権大会
第29回日本カーリング選手権大会
第29回日本カーリング選手権大会は、2012年2月9日から14日にかけて青森県青森市の青森市スポーツ会館カーリングホールにて開催されました。この大会では、前年の優勝者が存在しない形式が採られ、北海道ブロックの出場枠が2年ぶりに3に戻りました。これにより、全国5つのブロック（北海道、東北、関東、中部、西日本）から予選を勝ち抜いた8チームが出場することとなります。
大会の概要
この大会への出場権を得ていたのは、男子は2011年のパシフィックアジアカーリング選手権で6位に入ったチーム、女子は4位に入ったチームではでしたが、残念ながら、その成績からは2012年の世界男子カーリング選手権や女子カーリング選手権の出場権は獲得できませんでした。一方、競技の結果は非常に興味深いものでした。男子部門ではチーム北見（アイスマン）が3年連続で優勝を果たし、女子部門では中部電力カーリング部が2年連続で優勝を飾る結果となりました。
競技形式
大会の形式はラウンドロビン（総当り戦）で行われ、8チームが出場し、上位4チームが決勝トーナメントに進出します。決勝トーナメントは予選で1位から4位のチームによるプレイオフシステム（ページシステム）で進行し、最終的な優勝チームが決まります。各試合は10エンドで行われ、シンキングタイムとしてチームごとに38分、1回のタイムアウトが許可されます。タイブレークマッチは8エンドで、シンキングタイムは30分となり、こちらもタイムアウトは1回使用可能です。
ラウンドロビンの順位決定
ラウンドロビンの順位は以下の基準に基づいて決定されます。
1. 勝率
2. 直接対決の勝敗
男子と女子それぞれの参加チームの順位は、勝率と直接対決の結果によって決まります。これに基づいて、タイブレークマッチやプレーオフ進出決定戦が行われ、最終的な順位が決定されます。
スケジュール
- - タイブレーク（1回戦）: 2月13日 9:00
- - プレーオフ進出決定戦: 2月13日 12:30
- - 決勝トーナメント:
- 3 vs 4: 2月13日 16:00
大会は多くの観客に支持され、カーリングの魅力を改めて感じさせる素晴らしいイベントとなりました。特に、男子のチーム北見と女子の中部電力による連続優勝は、両チームの実力を証明する結果となりました。競技の多様性と戦略の重要性が際立った大会は、今後のカーリング界においても重要な役割を果たすことでしょう。
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