第30回全日本大学サッカー選手権大会

第30回全日本大学サッカー選手権大会

1981年12月9日から12月12日まで開催された第30回全日本大学サッカー選手権大会は、各地域の大学から選出された15校が一堂に会し、白熱した試合を繰り広げました。日本体育大学がこの大会で2回目の優勝を収め、スポーツ界に新たな歴史を刻みました。

大会の概要

この大会は記念大会として位置づけられ、出場校の数が拡大されました。出場校は9つの地域から選ばれた15校と、前年の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの優勝校が参加しました。これにより、全国各地からの強豪校が集まり、より競技のレベルが高まりました。

大会日程

• - 1981年12月9日 - 1回戦
• - 1981年12月10日 - 準々決勝
• - 1981年12月11日 - 準決勝
• - 1981年12月12日 - 決勝、三位決定戦

全試合は様々な競技場で行われ、西が丘サッカー場では1回戦、準々決勝、準決勝、さらに決勝も開催されました。その他、駒沢競技場、大宮サッカー場、大井ふ頭でも1回戦が行われました。

出場大学

この大会には、以下のような大学が参加しました。

• - 筑波大学 (総理大臣杯優勝、3年連続12回目)
• - 札幌大学 (北海道代表、14年連続14回目)
• - 仙台大学 (東北代表、2年ぶり6回目)
• - 日本体育大学 (関東第1代表、5年ぶり6回目)
• - 東京農業大学 (関東第2代表、4年ぶり3回目)
• - 早稲田大学 (関東第3代表、3年ぶり12回目)
• - 中央大学 (関東第5代表、2年連続11回目)
• - 新潟大学 (北信越代表、初)
• - 愛知学院大学 (東海代表、3年連続4回目)
• - 大阪商業大学 (関西第1代表、2年連続13回目)
• - 同志社大学 (関西第2代表、5年ぶり5回目)
• - 大阪体育大学 (関西第3代表、6年連続6回目)
• - 岡山大学 (中国代表、初)
• - 香川大学 (四国代表、3年連続3回目)
• - 九州産業大学 (九州代表、4年連続15回目)
• - 福岡大学 (九州代表、4年ぶり10回目)

試合結果

大会は緊張感と興奮に満ちた試合が続きました。各ラウンドごとの試合は、チームの戦略と選手の技術が試されました。

• - 1回戦 では、多くの意気込みを持った大学が入り乱れました。
• - 準々決勝に進むと、当初から優勝候補として注目されていた筑波大学が意外にも敗退する波乱が起きました。
• - 準決勝では日本体育大学と他の強豪校による激戦が展開され、特に日本体育大学の選手たちはその実力を証明しました。
• - 最終日には 決勝 と 三位決定戦 が行われ、注目の勝負の行方に多くの観衆が目を奪われました。

主な選手

大会を通じて特に目を引いた選手の中には、筑波大学の浅岡朝泰、東京農業大学の森下申一や杉山誠、そして日本体育大学の上永吉英文や布啓一郎などがいました。彼らの活躍が試合を盛り上げ、観客を魅了しました。

結果

この大会は、日本体育大学が6年ぶりに栄冠を獲得する結果となりました。東京農業大学や筑波大学の選手たちとの激闘の末、最終的には日本体育大学が優勝トロフィーを手にしました。大会は多くの感動とドラマを生む素晴らしいイベントとなりました。

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