第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会

第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会

第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会は、2009年11月21日から12月6日まで、福島、大分、鳥取、富山、高知、長野の各県で開催されました。この大会は、地域リーグの頂点を目指すチームにとって非常に重要なイベントです。今回の参加チームは、全国から選りすぐりの16チームが揃いました。

大会の概要

大会は、16チームが4つのグループに分かれ、各グループ内でラウンドロビン方式の1次ラウンドを戦いました。その後、各グループの上位チームが決勝ラウンドへ進出しました。決勝ラウンドでも4チームによるリーグ戦が行われ、その結果、上位のチームが日本フットボールリーグ（JFL）に自動昇格します。3位チームはJFLのチームとの入れ替え戦に進み、勝利すればJFLに昇格する権利を得ます。

試合は全て90分間で行われ、同点の場合はPK戦に突入します。この方式により、試合の決着がつかないことはありません。勝ち点の配分は、試合時間内に勝利した場合は3点、PK戦での勝者には2点、PK戦で敗れた場合は1点、試合内で敗北したチームには0点が与えられます。さらに順位の決定方法として、勝ち点の合計、得失点差、総得点数、直接対決の結果の順に評価されます。順位が決まらない場合には順位決定戦も行われます。

出場チーム

大会には次の16チームが参加しました：

• - 北海道：札大GP
• - 東北1部：グルージャ盛岡
• - 関東1部：横浜スポーツ&カルチャークラブ（Y.S.C.C.）
• - 北信越1部：JAPANサッカーカレッジ
• - 東海1部：矢崎バレンテ
• - 関西1部：三洋電機洲本
• - 中国：レノファ山口
• - 四国：徳島ヴォルティス・セカンド
• - 九州：沖縄かりゆしFC

加えて、前回大会の決勝ラウンドに進出したチームや、JFL進出を希望する大学サッカー連盟所属のチーム、全国社会人サッカー選手権大会での上位チームも選出されました。

試合のスケジュール

1次ラウンドでは、グループA、グループB、グループC、グループDの四つに分けて試合が行われ、各チームが集中的に戦いました。決勝ラウンドでは、1次ラウンドを勝ち上がったチームが互いに競い合いました。

結果

大会の結果、松本山雅FCが優勝し、日立栃木ウーヴァSCが準優勝となりました。これにより、松本山雅FCと日立栃木ウーヴァSCはJFLへ自動昇格し、さらに3位のツエーゲン金沢が入れ替え戦に進出することが決まりました。

このように、地域のサッカーチームが全国の舞台で自らの実力を証明する場として、地域サッカーリーグ決勝大会は非常に意義深いものとなっているのです。

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