第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会

第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会

第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会は、2010年11月21日から12月5日までの間、茨城県、静岡県、高知県、千葉県で行われました。この大会は全国地域サッカーチャンピオンズリーグの前身となるもので、出場チームの数が16から12に削減され、レギュレーションも若干の変更が加えられました。

概要

大会は1次ラウンドと決勝ラウンドに分かれ、1次ラウンドでは12チームが3つのグループに分けられ、各グループ4チームによる総当たり戦が行われました。この結果、各グループの1位と2位の中で最も優秀な成績を収めた1チームが決勝ラウンドに進出しました。決勝ラウンドも総当たり戦の形式で行われ、上位2チームは日本フットボールリーグ（JFL）への自動昇格権を獲得し、3位はJFLのチームとの入れ替え戦に進むことが決まっていました。

試合は90分の前後半で行われ、同点の場合にはPK戦が実施される完全決着方式でした。勝者には3点、PK戦で勝った場合には2点、負けた場合には1点が与えられ、試合時間内に敗れた場合は0点となります。順位は勝ち点合計、得失点差、総得点数、直接対決の結果に基づいて決定され、どの方法でも順位が決まらない場合に限り順位決定戦を実施しました。

会場

大会の会場は、茨城、静岡、高知、千葉の各県に設定され、各地で熱戦が繰り広げられました。

出場チーム

出場チームは、2010年度の各地域リーグから1チームずつ選ばれ、合計で9チームが参加しました。さらに、Jリーグに加盟することを目指すクラブに優遇措置が承認された1チーム（SC相模原）、加えて第46回全国社会人サッカー選手権大会で上位4位に入った中で地域リーグから出場権を獲得していないチームの中から最大2チームも参加しました。具体的には、以下のチームが出場しました:

• - 北海道：札大GP
• - 東北1部：グルージャ盛岡
• - 関東1部：Y.S.C.C.
• - 北信越1部：AC長野パルセイロ
• - 東海1部：shizuoka.藤枝MYFC
• - 関西1部：三洋電機洲本
• - 中国：レノファ山口
• - 四国：カマタマーレ讃岐
• - 九州：HOYO Atletico ELAN大分

また、関東1部2位のさいたまSCも参加し、出場チームは総勢12チームとなりました。

試合スケジュールと結果

1次ラウンドでは、各グループでの試合を経て、AC長野パルセイロが決勝ラウンド進出を果たしました。

その後行われた決勝ラウンドでは、最終的に以下のチームがJFLへの昇格を決めました:

• - 自動昇格

- 1位：カマタマーレ讃岐
- 2位：AC長野パルセイロ

• - 入れ替え戦

- 3位：三洋電機洲本

この結果、強豪チームが新たにJFLに加わることが決まった他、地域リーグにも引き続き参加を続けるチームが残りました。詳細な結果については、日本フットボールリーグにて追加情報が提供されています。

参考リンク

日本サッカー協会によって運営されている公式サイトでは、大会に関する詳細な情報が掲載されています。

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